WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：両者ハーフのマンツーマン・ディフェンスでスタート。三菱電機が厳しいディフェンスでＪＡＬのガード陣をマーク。ＪＡＬはセンターとフォワードのスクリーンを使って、#3薮内(敏)，#11矢代が１ｏｎ１で得点を重ねる。一方三菱電機は各選手がバランスよく得点を取り、#34古賀は連続３ＰＴＳを決めて士気を高める。１Ｑは両者互角の戦い。

２Ｑ：三菱電機#34古賀がバスケットカウントを決めて逆転すると、ディフェンスを２−３のゾーンに変えて、インサイドに対するマッチアップを強める。ＪＡＬは早いパス回しから#10柳本の３ＰＴＳ，#11矢代のドライブインで応戦。三菱電機は終了間際に#9米林が２本の３ＰＴＳを決めて、４０−４４と前半をリードして折り返す。

後半に入り、ＪＡＬは#10柳本，#3薮内(敏)のシュートなどで追い上げ、三菱電機はすかさずタイムアウト。その後は互いに厳しいディフェンスの中で攻めあぐね、５２−５２と同点のまま最終クォーターを迎えた。

４Ｑ：ＪＡＬはポストの#11矢代から#3薮内(敏)，#6堀部へとパスをさばいて得点を重ねる。一方三菱電機はＪＡＬの厳しいディフェンスに合い、なかなかシュートが入らない。しかし、残り３分、ＪＡＬのミスから三菱電機#9 林の３ＰＴＳ，#0丸山のシュートが決まり、６２−６７で三菱電機がリード。そのまま三菱電機が逃げ切るかと思われたが、ＪＡＬ#3薮内(敏)がフリースローを冷静に２本決め、その後#10柳本の３ＰＴＳで同点に追いつき、勝負は延長戦に持ち込まれた。

延長：ＪＡＬは#11矢代にボールを集めてインサイドへの攻撃を重ね、既にチームファウルが４つの三菱電機からフリースローを奪う。このフリースローを落ち着いて決め、三菱電機を引き離す。三菱電機も#9米林のシュ —トで一時は７３−７３の同点とするが、最後はＪＡＬが振り切って勝利を収めた。