WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：両チームともマンツーマンディフェンスでスタート。立ち上がり日立ハイテクのドライブや#10山田のポストプレーに対し、ＪＡＬにファウルが多く、残り７分でオーバーファウルとなる。日立ハイテクはフリースローで得点を加えて行くのに対し、ＪＡＬはなかなかアウトサイドのシュートが決まらず苦しいゲーム展開となり、一進一退の様相。残り３３秒、日立ハイテクがタイムアウトを取ったところでＪＡＬは３−２ゾーンに変更する。２７−２６と日立ハイテクのリードで１Ｑ終了。

２Ｑ：ＪＡＬは３−２ゾーンを継続。#8西，#10柳本，#3薮内(敏)，#11矢代，#13畑岸の布陣で日立ハイテクの攻撃を止め、試合の主導権を握る。日立ハイテクは#44佐藤の３ＰＴＳなどで食らいつくが、ＪＡＬも#11矢代のゴール下，#8西のアウトサイドなどで突き放し、残り３分を切り４０−３３とリードを広げる。ＪＡＬは#3薮内(敏)が４ファウル，#11矢代が３ファウルとなるがそのまま交替せず一気に試合を決めに掛かる。結局、４７−３５とＪＡＬがリードして前半終了。

３Ｑ：日立ハイテクはエース#44佐藤のアウトサイドシュートで流れを引き戻そうとするが、#10山田に疲れが見えインサイドで得点が取れずＪＡＬのペースは変わらない。逆にＪＡＬは#13畑岸のハイポスト、#3薮内(敏)のフリースローなどで点差は更に開いて行く。日立ハイテクは選手交替でリズムを変えようとするが、ＪＡＬのゾーンディフェンスを崩せなかった。

４Ｑ：ＪＡＬは点差を維持しつつ、日立ハイテクのマンツーマンディフェンスをピック＆ロール中心に崩し、#11矢代，#3薮内(敏)が得点を重ねる。日立ハイテクは#7諏訪，#15正渡が積極的にアウトサイドを決めるが点差は縮まらず、残り４分には２０点差がついてしまう。結局、日立ハイテクはＪＡＬのゾーンを攻めきれず、８２−６２でＪＡＬの勝利。