SCHEDULE/RESULT日程/結果

03-04 Wリーグ レギュラーリーグ W 富士通 VS トヨタ

対戦カード 富士通 VS トヨタ
会場 代々木第二体育館
開催日時 2004年1月31日(土)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
富士通 15 13 24 15 67
トヨタ 21 8 9 16 54

1Q:まず先制点を挙げたのは富士通#51守屋。それに対して、トヨタは外角から#7滝が3PTS。速い展開でゲームの流れを掴もうとする富士通。ハーフコートでじっくりとコントロールして攻撃するトヨタ。トヨタは、#4矢野から絶妙のアシストで#15池田がゴール下のシュートを決めて引き離しにかかる。そこで対抗したのが富士通#6相澤の3PTS。しかし、その後富士通は、トヨタのディフェンスを切り崩せず追いつくことができない。残り4分、富士通李コーチはたまらずタイムアウトを請求。そして富士通は攻守に動きが良くなり、2点差まで追い上げる。

2Q:序盤はどちらも譲らず、一進一退の攻防が続く。富士通はゴール下にボールを集め、#51守屋が相手のファールを誘う。追い上げる富士通に、トヨタは防戦一方。タイムアウトを請求するがその直後に富士通に逆転を許す。しかし、トヨタは焦らず堅い守りから再逆転に成功。その後、フリースローのチャンスで富士通が同点に追いつくと、約2分間、無得点のまま時間が過ぎる。残り1分、トヨタ#8榊原が3PTSで、ついにその均衡を破る。前半を終えて、トヨタが1点リード。

3Q:後半開始15秒で、富士通#7三谷が逆転のレイアップシュート。負けじとトヨタも、#8榊原がシュートを決め、すぐさまリードを奪い返す。残り7分、富士通が連続得点で点差を6点に広げる。トヨタは#4矢野,#8榊原がゴール下へ攻め込むが、シュートがリングに嫌われ得点できない。点差が8点になったところで、トヨタベンチはたまらずタイムアウト。しかし、富士通の勢いを止めることが出来ない。#6相澤が連続3PTSやディフェンスで活躍し、このクォーターだけで点差を一気に広げた。

4Q:トヨタは一気に追い上げようと#15池田,#4矢野,#8榊原らが果敢にシュートを狙う。富士通は、後半大活躍の#6相澤がコーナーから3PTSを決める。点差は13点。反撃の糸口をつかめない苦しいトヨタ。#7滝がシュートを決めるが単発であとが続かない。一方、富士通は先発メンバーを全員ベンチへ下げる余裕を見せる。交代したメンバーも動きがよく点差を守り切り、トヨタの追撃を許さない。結局、富士通が前半こそトヨタ相手に苦戦したが、後半は本来の力を発揮して攻守ともに相手を圧倒した試合展開だった。