WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：両チームともマンツーマン・ディフェンスでスタート。日立ハイテクは#10山田にボールを集めて展開し、外角に合わせてバランス良く攻撃する。一方トヨタは出だしシュートが硬く、１０−２とリードされる。トヨタはタイムアウトを取り選手を落ち着かせ、その後は#8榊原，#4矢野の３Ｐで１１−１２まで追いつくが、日立ハイテクは途中出場の#2伊東の連続シュートで突き放して第１クォーターを終える。

２Ｑ：第２クォーターは３Ｐの入れ合いとなった。インサイドからのアウトレットパスというセオリー通りのオフェンスでトヨタは #4矢野の４本を含む７本の３Ｐ，日立ハイテクも３本の３Ｐを決めた。#4矢野の活躍でトヨタが３４−３７の３点差まで追い上げて前半を折り返す。

３Ｑ：後半に入ると、トヨタのシュート率が悪くなるのに対し、日立ハイテクは個々の持ち味を活かした多彩な攻撃を見せる。#10山田のゴール下，ベテラン#24白数のシュートなどで完全に日立ハイテクが主導権を握り、このクォーターは２２−９と一方的に日立ハイテク。

４Ｑ：何とか挽回したいトヨタは、ゴールした後にプレスに出てダブルチームを仕掛けて反撃を試みるが、慌てずに対応した日立ハイテクは#10山田，#44佐藤が冷静にシュートを決めて緒戦を勝利した。