WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：トヨタはスクリーンプレーを攻撃の起点とし、ドライブインで３連続ゴール。デンソーは強引に１ｏｎ１を仕掛けるがシュートが入らず残り６分で１−１０とトヨタがリード。トヨタはカットイン、ドリブルインと全てペイント内のシュートで確実に得点を重ね、残り４分で５−１５とリードを広げる。その後もスティールからのブレイクなどで１３−２６とトヨタが大きくリードして１Ｑ終了。

２Ｑ：デンソーは出だしからリズムがよく１ｏｎ１，ブレイクで得点し、残り７分には２１−２８と追い上げる。ここでトヨタがタイムアウト。両チームとも速い展開でゲームを進めるが、トヨタがデンソーの隙を突いたスティールやルーズボールを得点につなげ、残り３分半には２７−４０と再び大きくリード。ルーズボールに勝るトヨタは残り８秒でアンスポーツマンライクファウルによって４点を得、２９-４７として前半を終える。

３Ｑ：両チームともオフェンス・ディフェンスともにスピードある展開の中、トヨタがナンバープレーからの３ＰＴＳを決めるなど残り６分には３４−５３とほぼ一方的な展開。デンソーは残り３分にディフェンスを３−２マッチアップゾーンに変えるが、トヨタは落ち着いてインサイドにパスを集めて得点し、４２−６５として３Ｑ終了。

４Ｑ：大量リードを得たトヨタはデンソーのゾーン・ディフェンスに落ち着いて対応し、ゆっくり２４秒を使ってオフェンスをする。デンソーは残り８分にタイムアウトを取り、マンツーマンのトラップディフェンスからトヨタのターンノーバーを誘うが、早くシュートを打たなければならない焦りから無理な体勢でのシュートとなり確率が上がってこない。デンソーは最後まで激しく動いてスティールを狙うが、４ファウル後のフリースローを確実に決めたトヨタがそのまま逃げ切った。