WJBL（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：流れを掴んだのはＪＡＬ。３−２ゾーンの堅いディフェンスから速い展開で#6堀部，#10柳本が次々とシュートを決める。トヨタはオフェンスリバウンドこそ取れるものの得点に結びつけることができず、１２−３となったところでタイムアウト。交代で入ったトヨタ#6山岡が一瞬流れを呼び込むが、それをＪＡＬ#6堀部がインサイドでの連続得点で引き戻す。速攻を連発したＪＡＬが２３−８とリードして１Ｑを終了する。

２Ｑ：点差を詰めたいトヨタだが堅いＪＡＬディフェンスの前に良い形でのシュートが打てず、得点を奪えない。攻守にリズムのいいＪＡＬはパスカットやリバウンドからの速攻を高い確率で決め、点差を広げて逃げ切りにかかる。トヨタは逆に全てで後手後手に回り、ファウルがかさんで全く流れを掴むことができない。トヨタを単発のシュ—トの１１点に抑えたＪＡＬが４２−１９と２３点のリードを奪い、前半終了。

３Ｑ：疲れからかやや運動量の落ちたＪＡＬに対してトヨタが反撃。ディフェンスを１−３−１のプレッシャーゾーンに切り替え、打開を図る。オフェンスでも#15池田のインサイド，#4矢野，#5小田，#7滝の３ＰＴＳで得点するが、ファウルがかさみ、思ったように点差は縮まらない。ＪＡＬはオフェンスでも足が止まり、前半のような速攻が出せず苦しむが、#11矢代のインサイドプレーで何とか得点を繋ぐ。残り２分を切ってＪＡＬ#20岩村が速攻に走るがこのクオーターは互角の展開、６２−４０で終了する。

４Ｑ：開始早々、お互いに相手のミスから速攻を連発、試合は速い展開に。ここでも出した本数と確率で上回ったのはＪＡＬ。#7薮内，#6堀部を中心に前半の勢いが戻ってくる。インサイドでは#11矢代，#12畑岸がリバウンドに踏ん張りを見せて着実に得点を重ね、トヨタを突き放す。最後には主力をベンチに下げる余裕を見せ、最後まで速攻を出し続けたＪＡＬが、９０−４８の４２点差の圧勝でトヨタを下した。