SCHEDULE/RESULT日程/結果
02-03 Wリーグ レギュラーリーグ W 富士通 VS 日立ハイテク
| 対戦カード | 富士通 VS 日立ハイテク |
|---|---|
| 会場 | 横浜文化体育館 |
| 開催日時 | 2003年2月15日(土) |
現在5位の両チーム、プレーオフに進出するためにはお互い負けられない一戦。ここまでの対戦成績は一勝一敗と互角。プレーオフに望みをつなぐのはどちらのチームか。
1Q:#10山田のフリースローで先制した日立ハイテクはそのまま流れをつかみ、5分で2−11とリードを奪う。富士通のタイムアウト後、得点の伸び悩む日立ハイテクに対して富士通はターンノーバーから速攻を連発し、#12渡邉の連続得点などで21−21の同点に追いつきこのクォーター終了。
2Q:徹底してインサイドにボールを集め#10山田を中心にオフェンスを組み立てる日立ハイテクに対して、富士通は#7三谷がカットイン、リバウンドに踏ん張りを見せるが、単発のオフェンスで得点を伸ばせない。ファウルで得たフリースローで得点をつないで何とか点差を離されず、33−37の日立ハイテク4点リードで前半終了。
3Q:後半は互角の展開。富士通が前半20点を奪われた日立ハイテク#10山田のインサイドを封じると、#51守屋の連続得点,#3小堺,#9船引(か)の3PTSで得点を重ねる。日立ハイテクはインサイド主体からアウトサイド主体にオフェンスをチェンジし、#15正渡,#44佐藤らで対抗する。お互いに一歩も引かずこのクォーター14−14、トータル47−51の日立ハイテク4点リードは変わらないまま、勝負の行方は4Qに託される。
4Q:勝負のかかるこの時間帯に流れをつかんだのは富士通。#7三谷の3PTSで1点差とし、日立ハイテク#24白数に3PTSを返されるものの、前からプレッシャーをかけて日立ハイテクのミスを誘って速攻を連発、#6相澤を中心に連続6ゴール12点を奪い、一気に逆転する。たまらず日立ハイテクはタイムアウトを請求するが、インサイドを完全に封じられオフェンスのリズムを取り戻すことができない。流れに乗った富士通は攻守にわたって動きがよくなり、日立ハイテクのオフェンスをこのクォーター8点に抑え、得点差を広げる。結局、終盤の集中力が光った富士通が68−59と逆転で日立ハイテクを下し、プレーオフ進出に望みをつなぐ貴重な一勝をあげた。
