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2016年5月9日(月)特集

第18回Wリーグ・受賞者コメント/ リーダーズ【ベスト5 CF】渡嘉敷来夢 JX-ENEOSサンフラワーズ

リーダーズ【ベスト5 CF】渡嘉敷来夢 JX-ENEOSサンフラワーズ
──ベスト5は常連(5年連続6回目)というか、受賞を逃すはずがない、という感じでしょうか(笑)
渡嘉敷(以下、T):というわけではないですが、レギュラーシーズンMVPですからね、そのままベスト5もOKでしょう(笑)。特に意識していませんが、評価をいただくのはうれしいです。

──ケガで逃したことはありますが、それ以外で受賞できず「悔しい!」という思いは味わっていませんよね?
T:確かにそうですね。もともと個人賞は意識していませんから、もし受賞できなくても悔しいと感じるのかどうか、正直なところそれもわかりません。初めてベスト5を受賞した時は「よっしゃー!」ってなりました。2度目の受賞でも「やったー!」という気持ちがありました。が、6回目となると平常心で(笑)……選んでいただいた喜びはありますし、たくさんの応援をいただいているという感謝の気持ちは決して忘れてはいません。ですから、ベスト5を何度受賞したとしても慢心することはありません。ただし、「自分はWNBAでプレーする選手で、世界の大きな舞台をめざしている」という感覚で臨むことを重視している部分があります。ですから、もっと目線を上げていかなければならないと肝に銘じているんです。常に進化しなければという気持ちが強いですね。

──日本で評価をされていることは、ご自身にとってのバロメーターになると思いますが?
T:それはそうだと思います。例えば次のステップとして、アメリカや世界という舞台でプレーする際、日本での評価が励みになります。もっと頑張らなきゃいけないというエネルギーの素であり、日本を代表してプレーしているわけですから、この賞をプライドとしてステップアップするモチベーションになります。