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2016年9月27日(火)特集

第18回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol.3

日立ハイテク クーガーズ
藪内 夏美ヘッドコーチ

Q:昨シーズンをふり返りながら、今シーズンの展望をお願いいたします。
──昨シーズンは長期離脱中の選手がおり、戦力ダウンした状況でした。そのなかで選手たちはよく頑張り、今シーズンにつながっていると思います。メンバーが半分ぐらい入れ替わり、有望な新人も入ってきました。インサイドも補強できたので、また新たな戦術を考えています。昨シーズンとは違った戦い方ができるので楽しみにしています。

 
Q:昨シーズン、物足りないと感じたところは?
──昨シーズンはとにかく得点力不足でした。練習ではシュートに対する意識づけを心がけています。積極的にシュートを打つこと、確率を上げること、シュートに至るまでのプロセスを見直してきました。スクリーンプレーなどもしっかりと合わせられるよう徹底しています。

 
Q:ディフェンスについてはいかがでしょうか?
──昨シーズンはさまざまなディフェンスを用意しました。対戦を重ねるごとに失点は減ってきているので成果は出ています。今まで通りディフェンスでプレッシャーをかけてブレイクを出すなど、攻撃の回数を増やしたいと思っています。

 
Q:新人も含め期待する選手はいかがでしょうか?
──ポイントガードの鶴見と八木は私のバスケットを理解しくれていますから、さらにパワーアップしてほしいですね。インサイドは鈴木知佳に期待しています。ルーキーですが堂々としたプレーを見せており、インサイドの要になってほしいと願っています。

 
Q:ヘッドコーチ自身もモチベーションも上がっているようですね?
──そうですね、日に日に選手たちが良くなっているので楽しみです。「どんな試合をやってくれるんだろう」と、毎日の指導も充実しています。この夏は日本代表が頑張って女子バスケットの注目度が上がりました。これからWリーグを盛り上げていくためには、下位のチームが良い試合をし、一生懸命プレーする姿を見せなくてはなりません。番狂わせが少ないスポーツだと言われていますが、アップセットも期待してほしいですね。私たちも新しいバスケットを披露しますので、引き続き応援をよろしくお願いします