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2017年5月4日(木)特集

第18回Wリーグ・受賞者コメント/ リーダーズ【フィールドゴール成功率】渡嘉敷来夢 JX-ENEOSサンフラワーズ

リーダーズ【フィールドゴール成功率】渡嘉敷来夢 JX-ENEOSサンフラワーズ
──この部門の表彰も3年連続4回目です。インサイドでの得点が多いので、成功率が上がるのかもしれません。が、2016-17シーズンは少しシュートエリアが広がった印象を受けましたが、その点はいかがでしょうか?
渡嘉敷(以下、T)そうですね、これまでのシーズンと比べると、アウトサイドからのシュートが多かったと思います。これは自分の印象ですけど、アウトサイドでボールを持つと、ほぼ相手との1on1になっているんです。これがインサイドだとダブルチーム、あるいは3人目のディフェンスが寄ってくることもあります。この1on1のタイミングで、相手のマークが少し離してくることがあるので、そこでは積極的にシュートを打つようにしています。

──サイズがある相手に打たれると厄介ですね?(笑)
T:マークする相手としては、インサイドだと確率が高くなるのでイヤだと思います。アウトサイドならシュートが落ちるかもしれないし、ボックスアウトをすればリバウンドが取れるかもしれない、そう考えるでしょうね。アウトサイドは捨てようとするなら、なおのことアウトサイドのシュートは決めたいんです。

──ペリメーターのシュートが決まれば、相手はなお守りづらくなります。
T:そこはアメリカ(WNBA)でもやっていますし、アウトサイドのシュートは自信を持って打てるようになっています。もちろん日本ではリバウンドを取って、そこからシュートを決めることが多いので、自然と成功率の数字は上がってきますが。

──インサイドがベースだとしても、アウトサイドのシュートも意識しているわけですね?
T:プレーの幅を広げなければWNBAや国際試合では通用しませんから、そこはもっと意識していきたいですね。