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2017年9月28日(木)特集

第19回Wリーグ ヘッドコーチインタビュー vol.6 (日立ハイテク)

【日立ハイテク クーガーズ 藪内夏美ヘッドコーチ】

Q:昨シーズンをふり返って、選手たちの成長を感じたところを教えてください。
──レギュラーシーズンの成績は前年の3勝17敗(10位)から、7勝15敗(8位)に伸ばすことができました。アスリートとしての意識や練習に対する取り組み方に変化があったと感じています。選手一人ひとりが“当事者意識”を持って臨めたのは良かったと思います。

Q:逆に、物足りなさを感じところはありますか? 課題はありますでしょうか?
──チームで戦う姿勢は大切ですが、もう少しチーム内での競争意識を持って欲しいですね。お互いに高め合えるよう、もっとプレーで表現してほしいと思っています。

Q:主力選手が残留していますが、チームとしての成熟度・進化はいかがでしょうか?
──主力といっても成績やプレーの面ではまだまだ安定感が足りません。これからも成功体験を積んでいくことが大切でしょう。しかしチームとしては選手同士で足りない部分や、練習中にできていないところを教え合ってあってくれるのでとても助かっています。

Q:今シーズンは、どんなバスケットを目指していきますか?
──とにかくエネルギー溢れるチームプレーと、スキルアップした個人技に注目してもらいたいと思います。前述した通り、選手個々に意識の変化があり、自覚が出てきた成果だと感じています。

Q:今シーズンの目標を(具体的に)教えていただけますか?
──Wリーグは最高峰のリーグであり、その一員です。12チームしかない中で、優勝を目指さない訳がありません。しかしながら私たちはまだまだ発展途上のチームです。今季シーズンはクォーターファイナル進出を具体的かつ絶対的な目標にしています。

Q:ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
──バスケットボールは生観戦が一番です。選手たちの躍動、声、表情を直接、観て聴いて感じてください。日立ハイテクは感謝の気持ちをカタチにします。会場で一緒に盛り上がりましょう。会場にお越しになれない皆さま、今シーズンはインターネット放送「W-TV」で公式戦全試合が無料LIVE配信されますから、こちらで応援よろしくお願いいたします。