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2019年4月2日(火)特集

第20回Wリーグ表彰者【スティール】飯島早紀(新潟)

いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

Wリーグ公式WEBサイト恒例企画!
先月閉幕した第20回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。

今度は自分のプレーで後輩たちに何かを伝えられたら」
元チームメイトであり昨季スティール女王の藤井美紀選手から学んだこととは・・・

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第20回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント



【スティール】
第1位・計59本(Avg.2.68本)

飯島 早紀(いいじま さき)
(新潟アルビレックスBBラビッツ#0)

※初受賞

──シーズンをふり返って、どんなシーズンでしたか?

「移籍1年目で、環境の変化など、最初は戸惑うこともありました。けれども、シーズンを通して戦って行くうちに、チームメイトと同じ方向を向いて乗り越えることができたと思います」

 

──シーズン前、「自分がこうしなければ、ああしなければ」と考えていたよりも、手応えがあったわけですね。

「チームの核となって頑張りたいと思い取り組んでいましたが、シーズンを通して少しずつチームディフェンスが形になってきたのは感じました。チームのみんなもディフェンスに意識を置いてプレーすることができ、そこは良かったなと思います」

 

──自分がやってきたことが少しずつ形になった手応えがあった。その中でスティール賞を受賞されました。その結果についてはいかがでしょうか?

「先ほども言った通り、チームディフェンスが形になりつつある中で、もちろん自分がドリブルのスティールを狙うこともありましたが、ローテーションやカバーリングが上手く行ったからこそ、スティールが狙えたり、パスカットができたりした結果だと思っています。チームディフェンスが機能したからこそ、スティールの本数が増えたと思いますから、チームの成長があってこその個人タイトルです。チームとしてなかなか結果が出せない中でタイトルをいただけたので、チームとしても明るいニュースになったのは良かったですし、嬉しいです」

 

──チームを代表しての受賞だということですね。

「そうですね。チームみんなのモチベーションにつながれば良いと思います」

 

──少し早いですが、来シーズンに向けてはいかがでしょうか?

「やっぱりWリーグにいるからこそ、常に上を目指したいですし、チームの成績に貢献できるように頑張りたいです。それともう一つ、今回スティール賞をいただきましたが、昨シーズンは山梨クィーンビーズでチームメイトだった藤井(美紀)選手(現シャンソン)が受賞しました。彼女のプレーを最初は、“あぁすごいな”って見ていましたが、シーズン終盤に自分がケガをして、ベンチからプレーを見ることになってしまって……でもその時、スティール1本を狙う、指1本でもボールにかかったら自分のものにするという熱いプレーを間近に見ることができました。その印象が強かったので、自分も同じように、少しでも指に当たったボールは自分のものにする、絶対マイボールにする、というプレーを心掛けたつもりです。藤井選手のプレーを見て学んだことが活かせたと感じていますから、今度は自分のプレーで後輩たちに何かを伝えられたらいいですね」


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▼第20回Wリーグ リーダーズ表彰者一覧
https://www.wjbl.org/static/topics/press/20190210_leaders.pdf


▼第20回Wリーグ アウォード表彰者一覧
https://www.wjbl.org/static/topics/press/20190304_award.pdf