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2019年9月28日(土)ニュース

第21回Wリーグ開幕記者会見コメント

いつもWリーグに温かいご声援をいただきありがとうございます。

9月27日(金)都内某所にて「第21回Wリーグ 開幕記者会見」を開催いたしました。
開幕に先立ち、各チームの代表選手が一同に会し、今シーズンの意気込み等を披露しました。




JX-ENEOS サンフラワーズ(昨季優勝)
岡本 彩也花 選手

■シーズン開幕への意気込み

 今シーズンはヘッドコーチが代わりました。その分、選手同士も良いコミュニケーションを取っていてとても雰囲気が良いと思います。#12吉田(亜沙美)選手が復帰し、チームがより一層引き締まっています。日本代表活動中の選手の合流は101日からになり、合わせのプレーはまだこれからですが、これまでやって来たバスケットにプラスして、私たちがやりたいバスケットができれば良いと思います。
 昨シーズン、ベスト5を受賞しましたが、さらにステップアップし、オフェンスでもディフェンスでも、常に攻めのバスケットでチームに貢献できるようにしたいと思います。
 目指すは(Wリーグと皇后杯の)二冠で、全勝優勝を目指します。また、試合内容も含めて良いゲームができればと思います。

■他選手からの"打倒 JX-ENEOS" を受けて

 相手がどこであれ、自分たちがやることは一緒。JX-ENEOSの強みであるディフェンスからブレイクを40分間やり通し、受け身にならず、プライドを持って試合をしたいと思います。


三菱電機 コアラーズ(昨季準優勝)
小菅 由香 選手

■シーズン開幕への意気込み

 昨シーズン、準優勝を経験できたことで、「ファイナルの舞台」をイメージすることができるようになりました。その分、モチベーションも上がっていますから、そのモチベーションをしっかりと持ち続け、目標に向かって一生懸命やらなければと思います。
 5人制、3人制とも代表活動に参加している選手がいる中、チームの若手選手はみんな伸びています。特に#3永井(唯菜)はリバウンドなども体を張って取りに行き、チームに勢いをもたらしてくれる選手です。ぜひ注目して欲しいと思います。
 チームの目標は優勝です。その目標に向かって、さらにチーム力を上げて頑張っていきたいと思います。

■"打倒 JX-ENEOS"に向けて

 チャレンジャー精神を持って、強い気持ちで挑んでいくことと、自分たちのチーム力を信じて戦って行きたいと思います。


トヨタ自動車 アンテロープス(昨季第3位)
三好 南穂 選手

■シーズン開幕への意気込み

 ルーカス(モンデーロ)新ヘッドコーチの指導は、まずはエナジーを持って、集中力を持って、楽しくバスケットをしよう、というのが大前提です。あとはディフェンスからの展開が中心なので、ディフェンスに関しては厳しい指導を受けています。
 オフの間、私は3x3でプレーする機会が多くありました。そこでは11が強くなったと思いますから、Wリーグで活かせればと思います。重いボールを使っていましたから、3ポイントのシュートレンジを広げて行きたいと思います。(3x3では)最初はボールの違いに戸惑いがあり、シュートがショートしていましたが、大神アシスタントコーチ(雄子:3x3日本代表サポートコーチ)に、「気持ちの問題だ」と言われ、それから切り替えたら本当に入るようになりました(笑)。
 Wリーグではトヨタ自動車は優勝経験がありませんから、まずは11つの試合で自分たちの納得いく試合をして、優勝したいと思います。

■“打倒 JX-ENEOS”に向けて

 まずはチャレンジャーの気持ちを忘れず、そして自信を持ってプレーしたいと思います。ディフェンスから流れを作り、持ち味のスピードで戦えればと思います。


デンソー アイリス(昨季第4位)
伊集 南 選手

■シーズン開幕への意気込み

 今シーズンはヘッドコーチ、スタッフ陣が代わり、新体制でのスタートです。(私たちは「ブラダHC」と呼んでいますが)言葉の壁がないわけではありませんが、コート外でも常にコミュニケーションを取りながら、みんなでよく話をするようにしています。
 チームの始動直後から、ブラダHCから「どんな相手でも、どんな状況でも自分たちのバスケットをすることが大切だ」と言われています。昨シーズンもいろいろな状況がありましたし、どこかで自分のたちのバスケットができなかったり、気持ちの部分でのブレがあったりで、それが勝敗につながっていたのだと思います。自分たちのバスケットができるよう毎日練習していますし、どんな状況でもやり続けるという意識の問題でもありますから、メンタリティーをみんなが強化しています。
 目標は優勝です。JX-ENEOSが連覇を続けていますが、そこに勝って優勝することが大事になります。そのチームが自分たちでありたいと思っていますし、今シーズンはスローガンに「“日本一” 味わおう最高の時間」を掲げています。もちろん、勝ち負けもそうですが、会場に来ていただいて帰るまで、応援してくださるみなさんのために、どうすれば最高の時間を創り出せるのかを意識するようになりました。私たち選手は良いパフォーマンス、良いプレーをできるだけ持続し続けたいと思います。

■“打倒 JX-ENEOS”に向けて

 JX-ENEOSとの試合では出だしが悪く、そのまま引きづって思わってしまうケースが多いので、まずは出だしをしっかりしなければいけません。
 個の力で負ける、差があるとは思っていませんから、まずは11の部分で、オフェンスでもディフェンスでも、マークする選手に勝つという気持ちを持ってプレーすれば、勝利につながると思います。自分がマークする選手に勝つこと、これが一番大事だと思います。


トヨタ紡織 サンシャインラビッツ(昨季5位)
加藤 臨 選手

■シーズン開幕への意気込み

 キャプテンとして臨むシーズンですが、まだ3年目。私自身、まだまだ未熟なところがありますが、チームメイトに支えられながら、チーム一丸となって戦っていきたいと思います。
 今シーズンは8名が退団し、5名が入団してメンバーが大きく入れ代わりました。これまでのトヨタ紡織の良いところや伝統を守りながら、新しいチームをつくり上げようと努めています。堅いディフェンスから、走るバスケットというのが持ち味ですから、そこは継続していきます。
 昨シーズンはチーム史上最高の5位でしたから、今シーズンはそれを越えられるように、ベスト4を目指して頑張りたいと思います。

■“打倒 JX-ENEOS”に向けて

 私が入団する前に、沖縄での試合で1勝したことがあり、そのイメージを中川(文一)ヘッドコーチが持っているとのことでした。そのイメージを私たち選手も想像しながら戦えればと思います。


東京羽田ヴィッキーズ(昨季第6位)
奥田 花 選手

■シーズン開幕への意気込み

 昨シーズンはチーム史上最高の6位になりました。今シーズンもメンバーに変わりがなく、新人2名が入りましたが、チームのやることは変わりません。ディフェンスから走ることが自分たちのスタイルなので、毎試合それを意識してやりたいと思います。
 今シーズンはルーキーとして#21尾﨑(早弥子)、#5(アイメレク)モニィークが入団しました。尾﨑に関しては本当に力強いプレーが特長で、モニィークはシュート力があって、チーム力としてプラスになっています。他にも若い選手が多いので、その若い力を、私も含めて周りの選手がどんどん引っ張って行ければ良いと思います。
 開幕戦は主管ゲームではありませんが、地元の大田区総合体育館で行われますから、すごくプラスになると思いますし、「ヴィッキーズ・ブルー」に染めて応援していただけたら嬉しいです。

■“打倒 JX-ENEOS”に向けて

 サイズでは負けてしまうので、その部分では11で守るのではなく、チームディフェンスで。自分たちのバスケット、判断良く走るバスケットができれば、勝利できる可能性はありますから頑張りたいと思います。

 

 富士通 レッドウェーブ(昨季7位)
篠原 恵 選手



■シーズン開幕への意気込み

 日本代表の活動(5人制、3人制)があり、なかなか全員揃って練習ができませんでした。まだまだ突き詰めていかなければならないことはありますが、昨シーズンの悔しさはチームで共有していますから、一丸となって、チャレンジ精神で戦って行きたいと思います。
 #99オコエ(桃仁花:移籍)選手、#14田中(真美子:新卒)選手が新戦力として入り、昨シーズンの課題であったリバウンドを補ってくれると思います。
 私自身は10シーズン目を迎えます。役割はインサイドで頑張ることだと思いますから、オフェンスでもディフェンスでも、チームの柱となれるように頑張りたいと思います。

■“打倒 JX-ENEOS”に向けて

 40分間、私たちのバスケットであるプレッシャーディフェンスを仕掛け、チャレンジャー精神を忘れずに戦っていきたいと思います。


シャンソン化粧品シャンソンVマジック(昨季8位)
谷村 里佳 選手

■シーズン開幕への意気込み

 初めてキャプテンを任されましたが、プレッシャーは感じていません。コートに入れば自分の役割をしっかり果たすことと、コート外では若い選手が多いので、バスケットに対する考え方を聞いたり、悩んでいる事がないか話をしたりしながら、チーム力をアップできれば良いと思います。チームは12年目の若い選手が多く、これから大変なこともあるかもしれませんが、そこは私と#6本川(紗奈生)の2人でしっかり引っ張り、悔いのない試合ができるようにしたいと思います。勝つことは大事ですが、若い選手が思い切り、アグレッシブにプレーできるようにサポートしたいです。とにかく気持ちの面で絶対に負けないで、強気で戦ってもらいたいと思います。
 開幕戦の相手、三菱電機は個人能力が高く、経験のある選手も多いのですが、これまで自分たちのやって来たことをしっかり表現すること。そして、若い選手たちが強い気持ちでプレーできればチームの力も上がると思いますから、勝利を目指して頑張りたいと思います。

■“打倒 JX-ENEOS”に向けて

 日本代表選手が多いですし、それ以外にもレベルの高い選手がたくさんいます。その相手に自分たちがどれだけ通用するのか、チャレンジする気持ちで戦いたいと思います。

 

日立ハイテク クーガーズ(昨季9位)
北村 悠貴 選手

■シーズン開幕への意気込み

 私たちのチームはタイムシェアが特長のひとつです。今シーズンのチームは、タイムシェアは変わりませんが、いかにスピード感を増していけるかが重要だと思います。監督・コーチ、スタッフとはコミュニケーションが取りやすい状況ですし、プレーしやすい環境だと思います。それぞれが自分の役割を理解し、チームに貢献できるように日々練習をしていますから、しっかりとその力を発揮して開幕戦で出せたら良いと思います。
 昨シーズン、三菱電機から1勝しましたがそれは昨シーズンのこと。今シーズンはまた新たな気持ちで、自分たちが準備してきたことをしっかり発揮できるよう照準を合わせていきます。

■“打倒 JX-ENEOS”に向けて

 順位的にも格上のチームですが、ひるまずに自分たちのバスケットを展開して、粘り強く試合をしたいと思います。

 

アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス(昨季10位)
近平 奈緒子 選手

■シーズン開幕への意気込み

 メンバー1人ひとりは上位に引けを取らないと思っていますが、(昨シーズンは)なかなか勝てませんでした。それは、メンタルの問題と感じています。1つミスがあると、それが続いてしまい、なかなか打開できない。後半、疲れが出始めると対応ができなくなってしまう。そういう自分たちの甘さが出てしまっていたので、今シーズンはそこを意識して練習に取り組んでいます。その部分を克服できれば、もっと上位チームとも戦えると思います。

 メンバーは新人2名が加入しただけでほとんど変わりませんから、コミュニケーションが取れていて、とても良い雰囲気だと思います。目の前の11戦を全力で戦い、今シーズンこそプレーオフに進出できるように頑張りたいと思います。

■“打倒 JX-ENEOS”に向けて

 試合をやる以上は勝ちにこだわってやりたいと思いますから、JX-ENEOSが相手でもしっかり「勝つ」という強い気持ちを持って戦いたいと思います。

 

山梨クィーンビーズ(昨季11位)
岡 萌乃 選手

■シーズン開幕への意気込み

 優勝経験者(#13若原愛美:桜花学園高⇒東京医療保険大)ら4名が入団しました。今までチームになかった高さや優勝経験というキャリアのある選手が加わったので、チームの意識が変わりプラスになっています。昨シーズンは途中でヘッドコーチが交代し、なかなか準備ができないこともありましたが、今シーズンはスタート当初から一緒に準備を進めています。ですから、開幕が本当に楽しみです。
 個人的には、インサイドで体を張ってプレーすることを意識しています。インサイドにボールを集め、アウトサイドにパスを散らして、そこからのシュートチャンスを広げる。そのようなプレーでも、インサイドでつなぎ役ができるプレーを心掛けたいと思います。

■“打倒 JX-ENEOS”に向けて

 ゴールに向かう姿勢、誰もが当たり前にできるルーズボールやリバウンドを、いかに自分たちがやり通せるかが大事だと思います。

 

新潟アルビレックスBBラビッツ(昨季12位)
井上 愛 選手

■シーズン開幕への意気込み

 新人3名、移籍3名が加入しました。メンバーは代わりましたが、移籍組はこれまでの経験をチームに伝えてくれていますし、若手は思い切りプレーをしてくれるのでとても良い雰囲気です。インカレ優勝経験者(#9平 典紗)やインサイドの#23ロー ヤシンも入団したことで、これまではサイズがなくインサイドでやられる印象が強かったのですが、そこは強化できたのではないかと期待しています。
 今シーズンは11戦全力で戦うことが目標ですし、プレーオフに進出するという目標も諦めるつもりはありません。どんな相手でも40分間、最後まで戦う姿勢を見せるというのはチームとしてもこだわってやりたいと思います。
 スローガンが「RESTART」なので、心機一転。これまでの結果は真摯に受け止めなければなりませんが、過去を引きずっても仕方がないので、思い切りよくプレーしたいと思います。

■“打倒 JX-ENEOS”に向けて

 勝負に絶対はないと思います。40分間のうち、どこかに必ずスキがあると思いますから、そのスキをどれだけ見つけて、どれだけ突くことができるが大事だと思います。サイズではかないませんが、その分、走ることや粘り強さでは負けないように、立ち向かって行きたいと思います。攻撃的な気持ちを失わないようにプレーしたいと思います。