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2021年3月15日(月)試合情報

セミファイナル第1戦 試合後コメント(ENEOS、デンソー)


ENEOSサンフラワーズ

■梅嵜英毅HC
 
 反省としては、リバウンドが取れませんでしたし、オフェンスでは、3Pシュートは入っていたのですが、なかなかアタックができませんでした。また、自分たちの走るバスケットができませんでした。髙田選手に高いパーセンテージでシュートを決められて、本当苦しい展開になりました。もう少し落ちるのではないかと踏んでいたところもありましたが、前半はほぼパーフェクト。後半もシュートを落とした場面というのは、最後のフリースローぐらいという印象です。(最後の)フリースローについては、チャンスがこちらに回ってきたと思いました。

 13~15点差をつけられた最後の3分間ぐらいで、ディフェンスを頑張って、走ってくれたというのは、選手たちが女王としての意地を見せてくれたのだと思います。最後のところで岡本(彩也花)に任せる指示をして、彼女にバトンと渡したというのが感想です。
 
(デンソーとは)皇后杯で対戦していますが、今日は相手のディフェンスが違っていました。前回はENEOSが誇る日本一のバックコート陣が躍動してくれましたが、今日の前半から後半の途中までは思うようにプレーできませんでした。相手のディフェンスに戸惑いがありましたが、最後は上手く行くようになったので、もう一度修正し、リバウンドをしっかり取るようにしたいです。

■岡本彩也花選手

 髙田選手に思った以上にやられてしまいました。また、前からディフェンスで当たられた時に思いどおりボールが運べず、ターンオーバーになってそこから点を取られたというのが課題として残りました。

 オフェンスも足が止まってしまったり、誰か1人の1対1になってしまったり、ミスが多かったという印象なので、明日は改善したいと思います。

 点差を広げられた時は、「やばいな」という気持ちになりましたが、石原(愛子)がバスケットカウントなどで点を取ってくれたことと、前からディフェンスで付いていったこと、足のある選手が多いので巻き返せたのではないかと思います。

 今日勝てば、どんな形でも明日につながると思いながらプレーしていたので、勝てて良かったです。最後の(逆転の)フリースローは、今までで一番緊張というか、今までにない感情……もう無心で打ちました。

■宮崎早織選手

 個人的にはガードの仕事、ボール運びやゲームメイクができませんでした。しっかり仕事ができていなかったのでオフェンスの流れが悪くなったり、ディフェンスでも流れがつかめなかったりしたので、そこは反省しなければいけません。

 ただ、チームとしては本当にディフェンスを頑張って、みんなで助け合いながら戦えたことが、今日の勝因だと思います。皇后杯の時のように、思い通りのプレーはさせてもらえませんでしたし、ディフェンスがハードでやりにくかったです。

 終盤、リードを広げられましたが、石原さんが良い仕事をしてくれましたし、岡本さんや宮澤(夕貴)さんが「まだ全然行けるよ!」と声を掛けてくれました。ベンチでも渡嘉敷(来夢)さんが「まだまだ行ける」と言ってくれていたので、自分自身もそう思うことができ、良いプレーができたと思います。


デンソー アイリス

■マリーナ・マルコヴィッチHC

 最後の最後まで良いゲームをしていたのですが、最後に何が起こったのかわからない状況でした。素晴らしいチームを相手に、自分たちの勝利ではないかというゲームをできたと思うのですが……もちろん相手の勝利を称えたいと思います。

 今日は気持ちを全面に押し出して試合をしたので、明日は難しいゲームになると思います。また明日、今日と同じようなゲームを繰り返しできるようにしたいと思います。

 ディフェンスの面でふり返っていただければわかると思いますが、今回私たちはものすごく成長してこの試合に臨めたと思っています。

(クォーターファイナルでも)三菱電機にしっかり勝つことができましたし、今日も格上相手に、あと一歩のところまで来ました。シーズン当初のことを考えれば、思った以上の進歩だと思います。

■髙田真希選手

 自分たちの良い時間帯、目指すバスケットができた時間帯はありましたが、できていない時間帯もありました。その点は修正しなければなりません。特にオフェンスの終わり方、ターンオーバーで終わってしまったところをファストブレイクに持って行かれたのは修正しなければいけないと感じています。

 ただ、コーチから求められていることはできていると思うので、今日できたところを継続し、悪かったところをしっかり修正して明日の試合に臨みたいと思います。

 第4クォーターの終盤5分間ぐらいで点差が開いたので、もしかしたら気の緩みがあったのかも知れません。相手がディフェンスでプレッシャーを掛けてきた時に、チームでボールをつないでいくことが疎かになっていたと思います。もう一度、点数などに関わらず自分たちが目指すバスケットを40分間やらなければならないと実感しましたし、細かいところが大事なのだと思いました。

■赤穂ひまわり選手

 試合の入りはしっかりやろうと共有できていたので、自分たちのペースで試合ができたと思います。ですが、点差が開いたところで受身になってしまい、ディフェンスをしっかりできませんでした。受けに回ったのが良くなかったので、明日に向けて修正したいと思います。