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2021年4月15日(木)特集

【interview】第22回Wリーグ表彰者・岡本彩也花(ENEOS)

 いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第22回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者のインタビューを掲載いたします。

選手それぞれに2020-21シーズンを振り返ってもらいました。



岡本 彩也花(ENEOSサンフラワーズ#11)

アウォード 【レギュラーシーズンMVP】初受賞

      【プレーオフベスト5】2回目

      【ベストディフェンダー】初受賞

 

仲間の気持ちも背負ってコートに立つ、そう覚悟しました


─プレーオフ・ファイナルの2戦目、試合終了の瞬間に感じたことは何だったのでしょうか?

「今シーズンは、今までで一番メンタル的に苦しかったシーズンだったので、『やっと終わった』と、正直思いました。その後に『あぁ、負けたんだ』と実感しました」


──試合後、ロッカールームではチームメイトにどんな声をかけましたか? 秘密でなければ…。

「秘密です()


──主力にケガが続くシーズンでした。キャプテンとして覚悟したことはありますか。

「ケガで誰かが欠けてしまっても、コートに立っている以上、勝ちにいかなくてはなりません。コートに立てない仲間の気持ちも背負ってコートに立つ、そう覚悟しました」


──改めてENEOSの強さを見せつけたプレーオフでした。強さの秘訣は何でしょうか?

「一人ひとりの負けたくないという気持ちとプライド、サンフラワーズの伝統です」


──今シーズンのご自身のパフォーマンスはいかがだったでしょうか?

「気持ち的に余裕がなかったシーズンだったので、自分がやろうという気持ちが前に出過ぎたプレーが多かったかなと思います。プレータイムが長い中、最後まで体がもってくれたので、体を褒めてあげたいです(笑)」


──トリプル受賞ですが、一番うれしいのは? 理由も合わせてお願いします。

「もちろんレギュラーシーズンMVPが一番うれしかったですが、これまでもディフェンスには力を入れてきたので、MVPと同じぐらいベストディフェンダーもうれしかったです」


──苦しいシーズンだったからこそ、得たものはありますか? またそれを次シーズンにどう生かしていきたいですか?

ENEOSのバスケットをコートで40分表現できないと苦しい展開や負けにつながってしまうと、改めてわかりました。この悔しい気持ちを毎日忘れずに、練習に取り組んで新しいシーズンを迎えたいと思います」


──このオフ、一番やりたいことはなんでしょうか?

まずは体と心を休ませること。“自分自身を整えて”、次のシーズンに臨みたいと思います」