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2022年10月3日(月)特集

第24回Wリーグ HCインタビュー【姫路イーグレッツ】

いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全14チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。


「関西から初参戦。応援を力に変えて行く」



初参戦ですので、思い切りぶつかって行こうと思っています。私自身、新しい挑戦です。
チームに求めるのは「低く、速く、強くプレーする」バスケット。レベルが上がれば上がるほど、そういうところに注意しなければいけませんし、小手先でやろうとしても結果は出ないでしょう。その点は選手たちに何度なく伝えています。
さらに言えば、これまでの私のバスケットは「4アウト1イン」。1人の選手をローポストに立てて戦うスタイルでした。ただ、今回はそれだけでは上手く機能しない可能性があります。オフェンスのシステムを私自身が勉強し直し、これまでのバスケットスタイルをガラリと変えて行くことにも取り組んでいます。

チームづくりはゼロからのスタートでまだまだ手探り状態ですが、他チームと比べることなく考えれば順調と言えるかも知れません。サマーキャンプやオータムカップで、できるところとできないところを、選手たちが感じた部分も多かったと思います。そこは、「こうやればできるよ、こうすれば大丈夫だよ」と、練習中にアドバイスしています。選手たちは耳を傾け、納得して動く選手が多いのでとてもやりやすいと感じています。
気持ちの面でもネガティブなところはポジティブに変えていく、上滑りしそうなところがあればブレーキをかける。とにかくネガティブにならないよう、自信を付けさせることが大事だと思っています。

もともとディフェンシブに戦うことが好きですから、フルコートでもハーフコートでも、ディフェンシブに戦って行きますが、オフェンスはこれまでよりもコートを広く使い、ボールも人も動いてドライブしたり、そこからキックアウトして3ポイントを狙ったりというプレーをいかに増やせるかが大事だと思っています。選手については最後に登録が決まった195㎝の#5 ラリヤ(アディアウイアコエ ラリヤ ババ アーメド)が面白い存在です。今までの考え方でフィットさせるのは難しいので、オプションとして彼女を活かすことを考えなければと思っています。

関西唯一のチームですし、「楽しい、激しい」とみなさんに感じていただけるようなゲーム展開を目指して頑張って行きます。応援が何よりもチームの力になりますからよろしくお願いいたします。