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2023年4月12日(水)試合情報

ファイナル進出チーム リモート会見(ENEOS、トヨタ自動車)

いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

411日、プレーオフ・ファイナルで対戦するトヨタ自動車 アンテロープス、ENEOSサンフラワーズの選手がオンラインの記者会見を行いました。
3連覇を目指すトヨタ自動車と、4年ぶり17回目の優勝を目指すENEOSが対戦するファイナルは熱戦必至。
トヨタ自動車の川井 麻衣選手、馬瓜 ステファニー選手、ENEOSの渡嘉敷 来夢選手、林 咲希選手がセミファイナルの戦いをふり返りながら、ファイナルへの意気込みを語りました。
ファイナルは、セミファイナルに引き続き武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ(東京都調布市)で行われます。
アリーナは熱気に包まれること間違いありません。シーズン最後の大一番にどうぞご期待ください。





 
【ENEOSサンフラワーズvsトヨタ自動車 アンテロープス】

ENEOSサンフラワーズ

#10 渡嘉敷 来夢 キャプテン

「デンソーとのセミファイナルは、2試合とも本当にタフな試合だったんですけど、しっかりと勝ち切ることができて良かったと思います。自分自身、ケガなどもあって久しぶりのファイナルの舞台なので楽しみたいなと思います。
 ENEOSというのは伝統のあるチームで、1つ勝った(皇后杯)だけでは優勝と思ってもらえなくて、二冠を獲って初めて『おめでとう』みたいな雰囲気になるんです。皇后杯は勝てたんですけどリーグ制覇となるのが4年ぶり。皇后杯だけではもの足りないので、絶対に勝たなければいけないし、絶対に勝ちたいし、優勝します。やるだけです!」

 

#7 林 咲希

「セミファイナルは本当に苦しい時間帯が多くて……それでもみんなの顔を見ていると、『絶対に行ける!』そう思いながら戦うことができ、勝ち切れてよかったと思います。私にとっては今季が復帰の年で、みんなに迷惑をかけてしまったんですけど、やっとここまで来たなという気持ちです。絶対に勝ち切りたいと思っています。
 トヨタ自動車はアウトサイドの選手の3ポイントが調子いいので、簡単に3ポイントを打たせないよう止めたいと思います。インサイド陣も強いので、渡嘉敷さんや長岡さんだけに頼らず、他の選手も協力してチーム全員で勝ちに行かないと簡単には勝てませんから、こちらから立ち向かって行きたいと思います。レギュラーシーズンの対戦と皇后杯を含めてもそうですけど、(セットプレーがあるとしても)11人が状況判断をして、考えながらできる若い選手が多い。『こう来るだろう』と考え過ぎず、その時々のプレーに対応しながら戦わなければいけないと思います。フォーメーションもかみ合って来ていると感じますし、いろいろな合わせのプレーがあり、特に川井選手はパスセンスがありますから、そこは自分が気を抜かずに戦わなければいけないと思います」



トヨタ自動車 アンテロープス

#3 馬瓜 ステファニー キャプテン

「私たちはセミファイナルからの出場で、ちょっと硬くなるかなと思ったんですけど、11人がしっかり仕事をこなして、意識を高く保てたので最後まで強く戦えたと思います。ENEOSはチームとしての力が強く、個々の能力が高いので、私たちはしっかりとチームで守って、チームで攻めることを忘れずに、お互いを信じて頑張りたいなと思います。
ENEOSはスタートのメンバーもそうですが、ベンチから出て来るメンバーの得点もすごく大きいので、そこで自分たちの流れを渡さないように、我慢の時間帯で我慢することがすごく大事だと思います。セカンドユニットのメンバーにもしっかり注意して守りたいと思います。受け身になってはいけないと思うので……もちろん若いチームと言われますけど、この1年間でいっぱいみんなも経験してきて、自分たちのやるべきところはわかっていると思います。負けないです、自分たちが勝ちます!」

 

#4 川井 麻衣 キャプテン

「セミファイナルは、後半になるにつれて少しずつ点差を縮められる展開になりましたが、コミュニケーションを取りながら、我慢しながら、何とか勝利できた試合だったと思います。ずっと頑張ってここまで来たので、良い顔をして楽しんで、結果はついてくるものだと思うので、出し切りたいと思います。
 私と山本の2ガードの時は、山本は得点力があるのでどんどん自分のリズムでプレーしてもらいます。私はどちらかというとパスが多いので、ゲームをコントロールしたり、状況判断したりというスタイルだと思います。2人の良さがあってのゲームメイクだと思いますから、上手い具合にバランスを取りながらやりたいと思います。
 ENEOSはベンチメンバーも含めたかみ合わせだったり、長岡選手のところも仕上がってきている印象で、出てくる選手たちを全員で守らないと簡単にやられてしまう。本当に強いなという印象です。
 経験は浅いですけど、練習してきたことしか出せないので、やってきたことを信じて、納得のいくバスケットの内容を突き詰めてやっていくことが(優勝に)つながると思います。勝ちに行くのはもちろんですけど、内容的にもやるべきことをしっかりやりたいと思っています。」