NEWSニュース

2023年5月11日(木)特集

【interview】第24回Wリーグ表彰者・白崎 みなみ(姫路)

いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第24回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者のインタビューを掲載いたします。
表彰者それぞれに2022-23シーズンを振り返ってもらいました。






白崎 みなみ(姫路イーグレッツ #6)
アウォード【ルーキー オブ ザ イヤー】
リーダーズ【得点/Avg. 23.15】初

 

──得点王が決まった時はどんな気持ちでしたか。

白崎:まさか新規参入で個人タイトルが受賞できると思っていなかったので、率直に嬉しいです。シーズン前半は(得点部門)1位といっても今だけだろうなって思っていて、取れるなら頑張ろうと……シーズンの後半はチームのみんなが、私が点を取れるように頑張ってくれて、このタイトルを狙っていけたのが良かったんだと思います。

 

──チームの大黒柱として頑張ろうという思いは強かったのでは?

白崎:それはありましたが、自分一人で得点王になれません。オフェンス面ではすごく期待されていたし、任せられていました。大黒柱という感覚はなかったんですけど、チームに恩返しできることを考えれば1つでも多く勝つことだと思っていて、自分はオフェンスでしか貢献できないから、そう思って頑張りました。

 

──点を取り行く上で得意にしているプレー、自信のあるプレーは?

白崎:得意なプレー!? あんまりシュートが得意だとは思っていないのですけど、ガツガツドライブで抜けていくというよりはジャンプシュート。その練習に力を入れていました。私を生かそうというチームプレーを徹底してくれて、どうすれば私のディフェンスをふり切れるかを考えたフォーメーションを多く組んでもらいました。

 

──自分が中心になるというのはプレッシャーではなかったですか。

白崎:ちょっとプレッシャーだったんですけど、それよりもチームの勝利に貢献できるかどうか一番大切ですし、得点王を受賞しても白星につながらなかったこともあるので、得点以外でも貢献できるようディフェンスを厳しく行けなければ、と考えを変えることも大切だと思ってプレーしていました。

 

──Avg. 23.15。Wリーグ記録で、過去23点以上の得点王は第1回大会の永田睦子さん(Avg. 24.14)以来になります。

白崎:オーッ! 毎試合20点以上を目標にしていましたし、30点取れる時もあれば10点台もあったり……安定して得点できていたとすれば、自ずとこの数字(23.15)になったのかなと思います。

 

──ルーキー・オブ・ザ・イヤーも受賞しましたが、聞いた瞬間はいかがでしたか。

白崎1年目で2つも個人賞を頂けるのは本当に嬉しいです。この年齢で新人賞を頂けるとは思っていなかったので(笑)、素直に嬉しかったですね。やっぱり得点王というのが一番大きいと思います。新加入のこのシーズンは楽しくて、あっという間でした。来季は他チームのSGの選手を見習って、ディフェンスでももっと貢献しなければならないし、そうすればチームも変わってくると思いますから、そこは頑張りたいです。