- 2011年9月27日(火)プレスリリース
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開幕記者会見を行いました
昨日、第13回Wリーグ開幕に向けて、Wリーグ8チームのヘッドコーチ出席のもと開幕記者会見を行いました。
各ヘッドコーチのコメントをご紹介します。
【JXサンフラワーズ 内海友秀ヘッドコーチ】
昨年#8田中がケガをした部分を#7寺田・#11本田がよく埋めてくれた。昨年は3ポイントが非常に少なく(平均1.85本)インサイド中心を徹底して戦ってきた。今シーズン大きくメンバーは変わらないが、田中が100%ではないが復帰する。ただ1年ブランクがあるのでどのくらいできるか戦っていく中で見えてくるかと思う。#10渡嘉敷についても足の具合が今ひとつなので、様子を見ながら使っていくことになると思うが、インサイドでの高さを生かしたプレーで引き続きがんばってもらいたい。あとはうちのチームの一番の柱である#1大神・#12吉田が崩れないでシーズン通して戦ってくれればと思う。ベテランではあるが、田中には期待したい。
【トヨタ自動車 アンテロープス チョン・ヘイルヘッドコーチ】
フォワードの主力・櫻田が引退してしまったので、そこの穴を#2川原、#23鈴木など若い選手で埋めようとしているがやや不安定でどこまでできるか。チームリーダーとしては、#15池田、#12矢野、#25久手堅がチームを引っ張っていってくれれば戦えるチームになると思う。2年連続でJXにはファイナルで負けてしまっているが、やられるとわかっていてもやはりインサイドでやられてしまう。ただ、意識しすぎてやられてしまうというところもあるので、そこは踏まえたうえで、どのチームに対してもではあるがトランジションの中でアウトサイドのシュートを狙っていくというトヨタらしいバスケットができれば、勝機はあるかと思う。期待の選手としては新人の#22森にがんばってもらいたい。
【デンソー アイリス 小嶋裕二三ヘッドコーチ】
昨年セミファイナルまで進んだことで、今まで自分たちの力では届かなかったところに届いた、また新たな課題も見えたということで、今シーズンは選手が精力的に取り組んでいる。うちは#35小畑#8・高田(真)のホットラインがあるが、どうしてもそこへ偏ってしまう傾向が強かったので今シーズンは別のホットライン作りということでフォワードの#10藤原にセンターの高田(真)、#12服部を絡ませたプレーを練習してきた。昨年はメンバーをある程度固定して戦ったところがあるので今年は総力戦で行きたいと思う。中堅ではあるが、#7田中・#6浦島、また新人の服部・#31高田(汐)に期待したい。
【富士通レッドウェーブ 岡里明美ヘッドコーチ】
私がこのチームを率いて3年目になるが、常にガードが安定せず、波のあるゲーム展開が多かった。今年はそのガードを#21有明と新人の#10町田でしっかりと安定したバスケットができるようにしたい。またセンターについては昨年ケガをした#12篠原が、まだ万全ではないが何とか復帰まで持ってこれたので、このガードとセンターを柱として、点取り屋の#45名木、#1三谷あたりを絡ませたバスケットを展開したい。特に、センターの篠原と2年目の#15山本、この若い2人に期待したい。
【新潟アルビレックスBBラビッツ 荒順一ヘッドコーチ】
ご存知の通り、日本航空からチーム譲渡を受け新潟アルビレックスBBラビッツとしてWリーグに参戦することになった。戦力は8名しかいないし、若手が多いということもあって相当苦戦をすることは想像できるが、まず大事なのはこの新しいチームがWリーグに参戦して今このポジションにいるということが意義があることなのだろうと思っている。チームを引き受けてくれたNSGグループはもちろん、Wリーグの方々も全チームが協力してくださってこのチームが誕生した。新潟のファンの熱も日本航空時代に比べても非常に熱いものがある。今年は新チームでのチャレンジの舞台をいただいたと思っているので何とか最後まで食らいついてがんばっていきたい。選手については#1高橋と#34出岐はある程度計算できるがそれ以外はほぼ同じなので、この選手たちが試合の中でどれだけ仕事をしてくれるかというのが全てかと思う。
【シャンソン化粧品シャンソンVマジック 木村功ヘッドコーチ】
何といっても#7渡辺・#23池住・#13塚野はケガを抱えていてもチームの軸であるので、何とか昨年以上のプレーができるような準備はできたと思う。ガード陣にミスがやや目立つところがあるので、メインは#2林になるとは思うが、1人ではなくて2人、あるいは3番ポジションの手助けも借りながらゲームをコントロールしていきたい。#8藤吉・#20元山の中堅にも期待している。
【アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス 加藤雅規ヘッドコーチ】
昨シーズンからガード・鈴木、センター・武藤という2人の柱が引退したことでチームの再構築を図っているが、ガードには昨年のケガから復帰した#9高崎、インサイドでは新人の#13福士(昨年インカレ得点王)が加入し力をつけている。突出して誰、ということはないがチームとしての総合力で戦いたい。
【三菱電機コアラーズ 山下雄樹ヘッドコーチ】
昨シーズン、新人3名(#24王・#8小林・#6櫻木)を獲得して「チームの大型化」を図ってきた。ただし、大型にはなったが従来の機動力・スピーディーな展開というところでは課題が残ったので、大型化による立体バスケットとスピードの平面バスケットを融合させる形でリーグを戦っていきたい。ベテランガードの#54橋本、フォワードの#3宮元をガードにコンバートして、この2人で下の3人をリードしていく。
第13回Wリーグは今週末にいよいよ開幕。ぜひご声援をお願いします!