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2025年5月14日(水)特集

レポート|スペシャルゲストも大活躍! 春日井製菓 presents Wリーグオールスター 2024-25 in 代々木

いつもWリーグへ温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

2025年5月5日(月)・6日(火)に「春日井製菓 presents Wリーグオールスター 2024-25 in 代々木」が国立代々木競技場第二体育館にて開催されました。

5日(月)は、ドリブル・パス・シュートをいかにミスなく速くこなすことができるかを競う「スキルズチャレンジコンテスト」と1分間で何本の3ポイントシュートが入るかを競う「3ポイントコンテスト」からスタート。スキルズチャレンジは、30:01のタイムで野口さくら選手(アイシン)が優勝。3ポイントは17ポイントを叩き出した笠置晴菜選手(三菱電機)が優勝しました。その後、2024-25シーズンの新人選手(アーリーエントリー選手は対象外)が所属チームを東西に分けて戦うフレッシュオールスターで『Team Fresh Harajuku(東)』『Team Fresh Shibuya(西)』にチームを分け対戦しました。



《コンテスト結果》

■スキルズチャレンジコンテスト
野口さくら(アイシン) 30:01
樋口鈴乃(アランマーレ秋田) 30:25
水野妃奈乃(三菱電機) 37:74
森岡ほのか(日立ハイテク) 45:87
木村亜美(デンソー) 46:59
宮崎早織(ENEOS) 46:86
本橋菜子(東京羽田) 56:67

■3ポイントコンテスト
笠置晴菜(三菱電機) 17ポイント
奥山理々嘉(日立ハイテク) 15ポイント
河村美侑(新潟) 14ポイント
東藤なな子(トヨタ紡織) 11ポイント
吉田舞衣(シャンソン) 11ポイント
千葉 歩(東京羽田) 8ポイント
星 杏璃(ENEOS) 7ポイント



―〝フレッシュ〟ならではの同級生対決

新人選手が対象となるフレッシュオールスターには、強豪校でチームメイトだった選手や優勝を競い合ったライバルたちが数多く名を連ねました。例えば2023年度のインカレ決勝で対戦した白鴎大、東京医療大からは7名がエントリーされ、ウインターカップを制した京都精華高卒の八木悠香選手(ENEOS)・堀内桜花選手(シャンソン)・ディマロ ジェシカ ワリエビモ エレ選手(トヨタ紡織)もコートで躍動。中には中学校以来、Harajukuでチームメイトとなったという國井二菜梨選手(日立ハイテク)や樋口鈴乃選手(アランマーレ秋田)のような珍しいケースもありました。



試合は、第1クォーターから一進一退。前半を終えたところで40-33とShibuyaがややリードを奪います。すると、3クォーターから特別ルールが採用されることに……この日のゲスト、バスケタレントのすみぽん(高倉 菫)さんが劣勢のHarajukuの助っ人として登場。林 咲希HC(富士通)が 、「すみぽんさんがシュートを決めたら倍の得点でお願いします」と提案すると、Shibuyaの吉田亜沙美HCが「ジャンケンで勝ったらね」と応酬。結局、林HCがジャンケンに勝って特別ルールの実施が決まりました。すみぽんさんは、SNSで知名度バツグンのバスケ女子。スキルチャレンジのデモンストレーションでは43:29の好タイムで、参加選手たちにプレッシャーを与えたほどの実力派。コートでは臆することなくプレーし、確実に「4点シュート」を決めて会場を大いに沸かせました。試合は86-76でShibuyaが勝ち、MVPにはインサイドで頑張ったジェシカ選手(トヨタ紡織)が受賞、MIPは安定した3ポイントを放った林 真帆選手(富士通)が受賞しました。





―ベテランが若手を圧倒!

Day2となった6日(火)は、本番のオールスターゲームに先立ち、恒例の人気イベントであるチームマスコットによる「マスコット対抗イス取りゲーム」からスタート!軽快なフットワークを披露するマスコットもいれば、立ち尽くしていまうマスコットもいましたがそれぞれキャラが立っているのは間違いなし。途中のアクシデントでは一致団結したチームワークも披露するなど、会場は爆笑に包まれました。今年の優勝は、トヨタ自動車のマスコット”アンテノーワ”でした。



オープニングセレモニーは選手が客席上部から登場。27歳以上の選手で構成された「Team Harajuku」、26歳以下の選手で構成された「Team Shibuya」のメンバーがスポットライト浴びながら、かわいいポーズを決めてコートに整列。その直後、MCから「今日はこれだけでは終わりません。スペシャルゲストの登場です!」の声が響き、俳優の竹内涼真さん(大樹生命保険株式会社 イメージキャラクター)が登場。会場のボルテージは一気に上がり、選手たちのそわそわする姿も……(笑)竹内さんは記念撮影に続き、TIPOFFセレモニーにも参加いただき「女子バスケは初めてです」と、試合を楽しんでいました。



試合はベテラン中心のHarajukuが終始リード、51-38で前半を終えました。後半開始は会場がさらに盛り上がるサプライズがあり、竹内さんがHarajukuのユニフォームを着て登場!サッカー経験者の竹内さんですが、「この日のために準備してきました」とやる気満々。ゴール下で町田瑠唯選手(富士通)のパスを受け、見事にシュート成功、イゾチェ ウチェ選手(シャンソン)のファウルによりフリースローのチャンスも得て、これもしっかり決めてベンチへ。点差は開く一方でしたが、Shibuyaがタイムアウトを取ると、今度はHarajukuのユニフォームを脱ぎ、Shibuyaのユニフォームを着た竹内さんの姿が……!ここからは竹内さんの得点が倍になる特別ルールが採用され、竹内さんを4人の選手が完全ガードしてシュートを狙う作戦を見せたShibuya。3ポイントが惜しくも外れるなど追い上げはならず、107-78の大差でHarajukuが勝利!
MIPはShibuyaの東藤なな子選手(トヨタ紡織)、MVPはHarajukuの宮澤夕貴選手(富士通)が受賞しました。また、恒例となっているばかうけ賞は山梨クィーンビーズの井上桃子選手が初受賞となりました。





試合は途中、1チーム7人の選手が入り乱れたり、BT テーブスHCがロングシュートを狙ったり、ウチェ選手がダンクを狙ったり、ダンスを披露したり……いつも通りの祭りムードも満載!毎年のことながら、いつもは真剣な面持ちで勝負する選手たちが見せるリラックスした笑顔や卓越したテクニックなど、また違ったWリーグの魅力を披露しました。最後に宮澤選手がファンへの感謝の言葉をコメントし、選手と会場のファンが「行こうよ! Wリーグ」を一致団結のコール!盛況のうちにイベントが終了しました。