- 2025年5月27日(火)特集
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【インタビュー】Wリーグ2024-25表彰者 千葉 歩(東京羽田)
いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
今年もWリーグ公式サイト恒例企画として、表彰者のインタビューを掲載いたします。
表彰された選手に、2024-25シーズンを振り返ってもらいました。
Wリーグフューチャー
レギュラーシーズンベスト5〈シューティングガード〉 初受賞
千葉 歩(東京羽田ヴィッキーズ#17)
──ベスト5に選出されましたが、率直な感想をお願いします。
千葉 こういう賞やタイトルとかを取れるとは思っていなかったので、〝ビックリ!〟が一番です。自分の力だけではありませんし、チームメイトがパスをくれたり、練習でリバウンドを取ってくれたスタッフがいたり、本当に多くの人のお陰だなっていうのを改めて感じました。
──シーズン前、副キャプテンとして、どういう役目を果たそうとか、ここはしっかりやっていこうと思っていたのでしょうか。
千葉 目標が「全勝優勝」でしたから、とにかくそれにふさわしいチームになろうということで、まずは自分が体現すること。コート内外でそれにふさわしい姿勢を見せていこうというのは大事にしてきました。
──チームとして良かったと感じたところを教えていただけますか。
千葉 ヴィッキーズというチームは本当にすごく素直で頑張り屋さんが多いです。みんなで目標に向かって頑張ろうとか、これをやろうってなったときは全員がフォーカスできる。それがチームの強みだと思いますし、シーズンを通して個人個人成長できた部分がありました。その強みをもっと生かしていくために、私も含め個々が主体的にチームのために行動すること。次はWプレミアで戦っていきますから、さらにそこは成長させていかなければならないと感じています。
──みんなを引っぱっていく「お姉さん」的な存在なんでしょうね。来シーズンに向けての意気込みをお願いします。
千葉 実際は三姉妹の真ん中で、結構自由に、バスケットを好きなようにやらせてもらっていたんですけど(笑)……意気込みですね、はい。Wプレミアということで、すごく楽しみなところがある中で、色々な方から「残留できたらいいね」という言葉をいただくことがあります。それはある意味、私たちを気遣ってくださったり、ある意味では本音だったり、とてもありがたい言葉だと思います。それでも私たちは、もっともっと上を見ていますから、そういうのを信じてやることが大事だなと思います。というのも、こういう賞をいただけると思っていなかった、自分の想像を超えた先があったからに他なりません。個人としてももちろんそうですけど、チームとしてもみなさんの想像の先へ、自分たちの想像の先へという可能性を信じ、みんなで頑張っていきたいと思っています。変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。