- 2025年10月14日(火)特集
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2025-26開幕特集 ヘッドコーチインタビュー【ENEOSサンフラワーズ】
いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。
毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全15チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。
ENEOSサンフラワーズ ティム・ルイスヘッドコーチ
自分たちスタイルを徹底し、タイトル奪還!
──ご自身のチームづくりに対する考え方を教えてください。
ENEOSのヘッドコーチに就任して以来、考え方は変わりません。「テンポとスピード重視」のチームづくりをめざしています。相手に対してどういう対策を取ればいいのか、自分たちはどういうセットを組んで臨めばいいのかではなく、まずは自分たちがバスケットを楽しみながら、どんどんアグレッシブに自分たちのプレーを遂行する、そういうスタイルをめざして日々取り組んでいます。
──昨季は上位8チームによる、Wプレミアでした。シーズンを振り返っていかがでしたか。
予想した通り激しい競争になりましたし、厳しい戦いや難しい局面が増えたと感じています。さらに今季からは、外国籍選手の加入があり、よりハイレベルな競い合いになるでしょう。この変化は、Wリーグが成長していく大きな一歩になると思っています。ビッグサイズの選手たちとシーズンを通してプレーすることで、代表チームの強化にプラスになるはずです。我々もしっかり準備をし、ENEOSらしいバスケットを追求しながら、チーム力を上げてタフな戦いを勝ち抜きたいと思います。
──メンバー構成が少し変わりました。新たなロスターの印象をお聞かせください。
ロスターが変わっても、チームの取り組み方に大きな変化はありません。ただ、#0馬瓜エブリンの加入は大きなインパクトになるのは間違いありません。コートの中でも外でも常に全力で、チームのために貢献できる選手です。新加入の#11プレッチェル レイン アシュテンを含めインサイドを攻めながら、3Pシュートを積極的に狙うというこれまでのバスケットを、このロスターでも作っていきたいと思います。
その中でも、#26田中こころはメディアの注目を集め、活躍を期待される存在になりました。また、#27八木悠香もそうです。2年目となるシーズンで、彼女たちが成長した姿を、コート上でどこまで表現できるかという意味でも重要なシーズンになると思います。
──ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
いつも応援に来てくださりありがとうございます。どの試合会場でも、黄色いENEOSのTシャツを着たファンの姿を見ることができます。こういう環境を作ってくださっているからこそ、チーム・選手は頑張ることができます。今季こそWリーグ、ユナイテッドカップそして皇后杯の三冠を獲得できるよう応援よろしくお願いします。