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2026年3月11日(水)特集

UNSUNG HEROINE ―この選手に注目!! Vol.7 池田 沙紀(山梨QB #2)

チームプレーを円滑にする縁の下の力持ち的存在の選手を発掘していくコーナー“アンサング・ヒロイン”。
第7回目は、山梨クィーンビーズの池田沙紀選手です。

Wリーグフューチャーにおいてここ数年で順位を上げてきた山梨QB、ついに2位の座を奪取。3月20日(金祝)からのWリーグプレミアのアイシン ウィングスとの入替戦でどんな戦いを見せてくれるのか、ポイントガードの池田選手に話を聞いてみました。

池田 沙紀 Saki IKEDA

山梨クィーンビーズ #2 / PG / 神奈川県出身 / 2001年3月18日生 / 158㎝



どんな時でも今できる100%のことを頑張ります!

Wプレミアとの入替戦出場を獲得する原動力の一人となったのが、司令塔の池田選手。坂本中学時代は全中(全国中学校大会)ベスト4、岐阜女子高校ではインターハイ、国体、ウインターカップで優勝、筑波大学ではインカレ3位獲得に貢献し、山梨QBに入団して2025-26で3シーズン目となります。158㎝の身長を補って余りあるスピードとドライブからの得点力、味方を生かすアシストパスが持ち味で、U18、U19など、世代屈指のガードとして注目されてきました。

その池田選手が頼りにしている高校の先輩・#3坂田侑紀奈選手も、「サキの一番の良さはスキルの多さですね。相手がプレッシャーをかけてきてもボールを奪われないキープ力と、味方を落ち着かせてゲームをコントロールする力など、今年一番成長した選手」と太鼓判を押しています。

――Wフューチャー最終節のSMBCとの2連戦は、入替戦に出られる2位獲得がかかっていましたね。
とにかく勝つためにできることを全部やろうと思って入ったのですが、個人的には課題がたくさん残る試合になってしまいました。しかし、2連勝できたことによって入替戦に出場できることになったので、改めてその準備をしっかりしなければと思っています。

――池田選手は今シーズンで3年目。石川幸子ヘッドコーチも山梨QBに来て3年目で同じですね。
メンバーもこの3年間で大きく変わり、石川ヘッドコーチも私も3年目。私自身も環境が変わり、立場も役割も変わっていく中で、責任を持ってチームをコントロールしなければいけないという自覚と意識を持って毎試合臨んでいます。(今シーズンからスターターになって)ゲームの流れを見ながら、今は一本作るべきなのかというところは、毎回判断してやっているつもりです。



――ご自身の持ち味と、これからの課題は何ですか?
身長が低い分、スキルを磨いてフィニッシュまで行けなくてもズレを作って味方へのアシストをしたり、味方がよりプレーしやすい環境を作れるように心掛けています。でも、身長についてはそんなに意識はしていなくて、しっかりディフェンスを見て状況判断を正確にしていれば、問題ないと思っています。それは日頃から練習でやっている部分です。

課題は要所でのターンオーバー、決めきるべきシュート、一つ一つのパスの質など、まだまだやらなければいけないことばかりです。オフェンスのコントロールについては自分にしかできないことだと思っているし、そこは責任を持ってミスしようが何しようが最後までやらなければいけないことです。ミスがあったその瞬間は後で反省して、その時は今できる100%というふうにやっています。

――石川ヘッドコーチのバスケットボールをコート上で表現するために、コート上でチームメイトにどのように伝えればいいのか、何か心掛けていることはありますか?
そうですね。シチュエーションごとにやるべきことや、ヘッドコーチが要求していることは変わってくると思うので、ヘッドコーチの意図も考えながら状況判断をしています。選手に伝えることもそうですが、それは私だけがというわけではなくて、自分がミスをしても大丈夫と声を掛けてくれるみんながいるからこそ自分もプレーできていると思っています。

――池田選手はバスケットボール界では強豪・名門といわれている高校、大学出身ですよね。学生時代に学んだことで今でも生きていることはありますか?
高校でも大学でもキャプテンを務めていたので、コーチから言われるだけでなく、選手主体で今何をするべきなのかというところを全員で常々話し合いながらやってきました。ですから、そういうところはWリーグに入っても選手同士でコミュニケーションをとることは意識してやっています。



――今後についてはどのようにしていきたいと思っていますか?
シーズンを通して日立ハイテクに1勝もできなかったし、いろいろな課題が出たゲームも本当にたくさんありました。これからはそこを一つ一つ消化しながら、もっともっと成長できるように毎日の練習から頑張りたいです。

――大事な試合前などに心をほぐしたり、緊張感を和らげる方法は何かありますか?
高校も大学も試合の時は緊張していましたね。そういう場合、私は緊張しているということを発しています(笑)。今でも緊張するのですが、山梨QBでは岐阜女高の先輩であるレオさん(#3坂田侑紀奈選手)とは同じガードですし、背番号も2と3で並んでいるから、いつもレオさんに「緊張しています」と言ってほぐしてもらっています(笑)。

――では、間近に迫ってきた入替戦に向けての抱負をお願いします。
まず入替戦に出られるのも嬉しいし、このチームでまだ戦えるのがすごく嬉しいです。やるからには勝つのはもちろんですけど、試合は練習したことしか出ないと思っているので、これからの期間、不安が残らないような準備を毎日積んでいって、入替戦に臨みたいです。


池田選手の山梨クィーンビーズも出場する『Wリーグ ディビジョン入替戦 2025-26』情報はこちら
https://www.wjbl.org/schedule_result/detail/ticket/?command=ticket&schedule_id=7984

レギュラーシーズンの見逃し配信はバスケットLIVEで!
https://basketball.mb.softbank.jp/features/3129