- 2026年5月11日(月)特集
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【インタビュー】Wリーグ2025-26表彰者 樋口 鈴乃(日立ハイテク)
いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
今年もWリーグ公式サイト恒例企画として、表彰者のインタビューを掲載いたします。
表彰された選手に、2025-26シーズンを振り返ってもらいました。




Wフューチャー
レギュラーシーズン ベスト5〈ポイントガード〉 初
樋口 鈴乃(日立ハイテク#18)
──移籍1年目でベスト5。自分らしさは発揮できましたか? どういうところが評価されたと思いますか?
樋口
ちょっとわからないですが、自分の役割という点ではすごく悩んだシーズンというか……点が取れる選手がいますから、シーズン前半はゲームコントロールに重きを置いて、アシストを意識していました。ただ、自分の中ではしっくりこないというか、リズムがつかめない感じでした。皇后杯が転機になりましたが、「まずは自分から点を取りに行こう」と考え、プレーするようにしました。得点力は持ち味のひとつでもありますし、先輩方から、「行けるところは行っていいよ」って声を掛けていただき、自分らしくプレーできるようになったのはシーズン後半の数試合だったかもしれません。それでベスト5に選ばれたのでビックリしています。
──昨季は得点王とルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、その自信を持って移籍されたと思います。気持ちの面で変わったところはありますか?
樋口
昨季は、まず自分が点を取りに行く。一番長くボールを持ち、プレーを組み立てていましたから、「そのままでいいよ」と言われていました。ただ、シュート確率が高い選手がいますから、(シュートとアシストの)配分というか、どれくらい自分で行って、どれくらいパスをさばけばいいのか考えるようになって。周りの選手に気持ちよくプレーしてほしい思いがあり、それを出し過ぎたというか、チームとしても自分としてもスッキリしない内容が続いたかなと思います。
──移籍してプレーするわけですから、そこは難しいところですね。昇格は果たしましたが、自分のプレーに納得はいっていない?
樋口
そうですね、たくさんチームに迷惑を掛けましたし、チームの目標は「全勝優勝」だったので。それなのにシーズン前半で2敗、いずれも自分の責任だなって……誰が見ても明白で、映像を見返しても「やっぱり自分のせい」だったなって申し訳なく感じました。それでもチームメイトの支えがありましたし、たくさん声を掛けていただき、自分らしさを取り戻せたのは良かったと思います。
──来季はWプレミアです。意気込みをお聞かせください。
樋口
もうメチャメチャ楽しみです。来季は自分としても3年目でやっとWプレミアに挑戦できるので、楽しみでしかない。チャレンジができるのが一番ですけど、シュートでもアシストでも確率を上げて挑みたいです。ディフェンスの強度が上がりますから、シュートにしてもアシストにしてもチャンスは少なくなるでしょう。だからこそ確率を上げていかないとダメ。ターンオーバーも減らし、常に精度よくプレーできるPGを目指します。
──同じ移籍1年目で同郷(福岡)、同い年の#18池松美波選手(日立ハイテク)もベスト5(シューティングガード)で表彰を受けました。コミュニケーションは取っていると思いますが、受賞に関していかがでしょうか。
樋口
ミニバスの頃から対戦していて、いつもやられていました(笑)。同じタイミングで移籍するとは聞いていなかったのですが、チームに合流したらそこにいて、すごく嬉しかったです。福岡に縁のある選手が多く、#17ファール アミナタ選手(日立ハイテク)もそう(東海大福岡高~日本経済大学卒)ですし、とても頼もしく思っています。
