- 2026年5月21日(木)特集
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【インタビュー】Wリーグ2025-26表彰者 宮澤 夕貴(富士通)
いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
今年もWリーグ公式サイト恒例企画として、表彰者のインタビューを掲載いたします。
表彰された選手に、2025-26シーズンを振り返ってもらいました。




Wプレミア
レギュラーシーズン ベスト5〈パワーフォワード〉 2年連続7回目
宮澤 夕貴(富士通#52)
──まずは、シーズンを振り返っていただけますか?
宮澤
外国籍選手の登録規定が変わり、各チームにサイズや経験のある選手が加入し、実力が拮抗しました。その中で、思うように勝ち切ることができず、ずっともがいている感じでした。目標は優勝でしたが、混戦の中でベスト4に勝ち上がれたのは、序盤の勝ち星が大きかったと思います。1巡目の対戦で勝ち星を伸ばせたのが良かったです。やはり外国籍選手の加入によって、今まで通用していたプレーが通用しなかったり、アドバンテージがなくなったり、今までと同じバスケットでは勝てない。ハードでタフなシーズンでした。
──シーズンベスト5についてですが、連続受賞を支えているベースの部分は何でしょうか?
宮澤
まずは気持ちの面、そこは強さがあると思います。あとはスタッツに表れないプレー、リバウンドやルーズボールで粘り、ジャンプボールシチュエーションに持ち込むなど、しつこく絡めるのが自分の強みだと思います。その上で得点やリバウンド、ブロックショットなど数字に表れるプレーも遂行する。チームも常に上位争いをし、そこへの貢献が評価を受けているのだと思います。
──その上で、ステップアップしなければと、感じているところは?
宮澤
多彩なシチュエーションの3Pシュートを練習していたのですが、これまで決め切れたシュートを外してしまうなど波がありました。成功率は40%を超えていました(1試合平均 42.31%)が、波をなくすことが来季のテーマでしょうか。あとは体づくりで、強くしていかなければなりません。今季はあまり成果が出ませんでしたので、もっとパンプアップしたいですし、常にスキルアップを目指そうと思っています。
──セミファイナルのGAME3は惜しくも敗れました。この試合ご自身は29得点でしたが、得たもの、自信につながったことはありますか?
宮澤
もちろん勝ちにつなげられなかった悔いがあります。が、自信にもなりました。こういうアプローチは良い影響があると実感できた試合です。これまでは、周りの選手の調子が良ければ任せるというか、チーム全体を見渡しながら引っぱっていくイメージでした。今季もプレシーズンはみんな調子が良くて、自分のことは後回しにしても勝てた。ところが、シーズンに入って同じ状態を保てたかというとそうではなくて……攻めるべき人が攻め、決めるべき人が決める、そういうシンプルな部分を共有しなければ勝てない。私はスターターでプレータイムも長いのに、スターターとしての存在感が希薄だったと感じています。それが優勝を逃した一因かもしれません。あのGAME3は「(私が)しっかり攻めることがチームにプラスになる」「勝つために必要なアプローチがまだまだある」と、みんなが再確認できたのではないでしょうか。
──来季への期待は大きいと思います。ファンへのメッセージをお願いします。
宮澤
本当に怒涛のシーズンで、私たちも苦しかったのですが、ファンのみなさまも観ていて歯がゆさを感じ、複雑な心境のシーズンだったと思います。どんな時でも温かい声をかけてくださったり、応援メッセージを送ってくださったり、私たちをサポートしてくださったお陰でチーム全員が頑張れました。来季も変わらぬ応援、よろしくお願いいたします。
