NEWSニュース

2012年5月10日(木)特集

第13回WIリーグ 各賞受賞コメント/ベスト5・フォワード部門

金子 貴代美(トヨタ紡織サンシャインラビッツ#31) 初受賞

──キャプテンとして臨んだシーズンで初のベスト5ですが?
キャプテンだからと、特別に意識することはありませんでした。シーズン当初からチームの雰囲気が良く、一人ひとりが自分の役割を理解してプレーしていました。年齢が近く、和気あいあい。チームのまとまりはリーグ一だと思います。ベスト5はまったく予想外。賞を狙ってプレーする選手はいないと思いますよ。私はどこが評価されたんでしょう(笑)。
──全試合スタメンで、プレータイムも長い。チームではアシスト王ですよ?
昨シーズンまでは頼れる先輩方がいましたが、「今シーズンは自分たちが引っ張らないと」と、気持ちの面で違っていました。昨シーズン、入替戦出場を逃した悔しさをぶつけることができました。アシストはまたリーグで二番目、万年2位なんですよね(笑)。2年目から試合に出るようになりましたが、周りを生かすプレー(アシスト)に面白さを感じるようになったんです。得点でもチームへの貢献を求められますが、シュート力のあるメンバーがいますから、アシストでも貢献したいと頑張っています。
──やはりキャプテンとして、チームを引っ張ろうと?
「自分がやらなければ……」という気負いはありません。個々の選手に任せて大丈夫。アシスト数が伸びたのは、パスを受けた選手がシュートを決めてくれるからなんです。チームが優勝できたのは、皆が支え合ったからこその結果だと思います。