- 2012年11月29日(木)特集
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【プレビュー】プレーオフ・ファーストラウンドへ
第14回Wリーグは残り2節。首位を走るJXが、三菱電機との上位対決でも連勝。2位富士通も15勝3敗、3位シャンソン化粧品14勝4敗と上位をキープ。そして新潟に連勝したトヨタ自動車が13勝5敗と4位に浮上し、JXに連敗した三菱電機は12勝6敗で5位に続きます。今週は、12/1(土)に6試合、2(日)に6試合、合計12試合が行われます。
前節、トヨタ自動車もプレーオフ・ファーストラウンドへの進出を決定し、残りは3席。これを新潟(8勝10敗)、デンソー(7勝11敗)、アイシンAW(6勝12敗)、トヨタ紡織(6勝12敗)、さらにエバラ(5勝13敗)、日立ハイテク(4勝14敗)が追いかけています。どのチームも残り4試合を全勝すれば、プレーオフ進出の可能性があり、大混戦です。
今週の注目カードは、6位新潟と7位デンソーの対戦。新潟県新発田市カルチャーセンターで12/1(土)、2(日)に直接対決。両チームとも、プレーオフ進出に向け一つでも勝利を積み重ねたいところです。もし連敗してしまえば、プレーオフ進出が危うくなりかねません。次につなげるためにも落とせない大切な試合です。
注目選手は、新潟のキャプテン、#7星。ポイントガードとして1試合平均アシスト3.61(ランキング5位)と、成績を伸ばしており、得点ランキング2位の#34出岐、ルーキーながらも1試合平均得点を2桁の10.83としている#11井上らと、チームの目指す「攻撃的なバスケット」スタイルをリードしています。対するデンソーの注目選手は#14大庭。日本代表に選出された成長株は今季ポイントガードを任され、1試合平均得点12.94という得点力の他にも、アシスト、スティールでもチーム1の数字を残しており、まさに攻守の要です。新潟が地元ファンの後押しを背に先にプレーオフ進出を決めるのか?デンソーが堅いディフェンスで新潟を封じて順位を逆転するのか?目が離せません。
(写真は新潟・#7星希望選手 10/6新潟市東総合SC)