- 2013年11月7日(木)特集
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【第15回Wリーグ ヘッドコーチインタビュー/第12回】
山梨クィーンビーズ 林 永甫ヘッドコーチ
Q:久々に日本のバスケ界に復帰します。Wリーグで戦う抱負をお聞かせください?
──まだ何とも言えません。選手のことやチームのことなど、すべて把握できているわけではありません。とにかく「精一杯頑張ります!!」という言葉しか見つからないですね。
Q:選手たちは「ファンダメンタルから鍛え直している段階」とコメントしていますが?
──私のバスケットの基本はファンダメンタルを重視するものです。ただ、ファンダメンタルといっても、選手たちは中学・高校生ではありません。ドリブルやパスをやり直しているわけではないのです。スクリーンやブロックアウトなど、実戦を想定した中でのファンダメンタルを練習しています。そこから自分たちのスタイルをつくり上げ、少しでも良い結果を残せるように頑張りたいと思います。昨シーズンは全敗でした。まずは“1勝”。この1勝が大事だと考えています。
Q:「エイトクロスからベストのオフェンスチャンスをつくる」をテーマに掲げていますが?
──エイトクロスはスクリーンのファンダメンタルです。サイズがないので、全員が連動しながら、相手のスキを突いていく、そういう考え方です。とにかく全員で守り、全員で攻める、その気持ちが大切です。
Q:活躍を期待している選手はいますか?
──このチームにはスター選手はいません。特別な存在になれる選手を育てることも必要でしょう。ガード陣が良くなっていると少し手応えを感じていますから、スピードを生かした攻守で勝利をつかみたいですね。私の復帰を楽しみにしてくださる方もいると思いますが、選手たちと一緒に頑張って少しでも期待に応えたいと思っています。応援、よろしくお願いします。