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2016年6月9日(木)特集

第17回Wリーグ・受賞者コメント / リーダーズ・ブロック・ショット部門

リーダーズ/ブロック・ショット部門
JX-ENEOSサンフラワーズ #10 渡嘉敷来夢  計48本/Avg.2.40本 (4年連続5回目)

Q:ブロック・ショットですが、この賞を受賞できた理由というか、プレーで何か感じたことはありますか?
──リーダーズの受賞に関しては、数字を意識しながらプレーしているわけではないので、あとから付いてきた結果というしかないですね。でも、私がブロック・ショットに行くというのは、もう相手もわかっているはずなんです。私がマッチアップすると、相手がシュートを打つこと自体減っているような気がします。相手のシュートを正面から、バチッと止めるブロック・ショットはなくなっているかもしれませんね。だから、ブロック・ショットが武器ではなく、その前のディフェンスを頑張るようにしています。相手がアシストを選択するようにて、そのパスを受けた選手にカバーに行ってタフショットを打たせるとか、チームで追い込んで行くんです。

Q:まずはシュートを打たれないように、打たれてもタフショットになるように?
──自分は高さだけではなくて、小さい選手のスピードにも負けたくない。最後の最後にブロック・ショットがある、というのが強みだと思っています。もし抜かれても、最後まで付いて行って、どうしてもダメだったらブロック・ショットを狙う、そんな意識でした。

Q:守りを崩されて、相手がゴール下に飛び込んで来たら、ブロック・ショットで仕留めるわけですね?
──そうです。そういうプレーが多くなったと思います。1年目、2年目は自分のマークマンに対してのブロック・ショットが多かったですが、年々、ガード陣のドライブを止めに行くことが増えました。それがチームとしての強みでもありますし、「タクがいるから大丈夫」ってチームメイトにも思ってもらえたら、それだけでプラスになりますよね。

Q:そこはチームとして役割分担があり、ディフェンスも連係が取れている証拠ですね?
──たぶん、自分のマークマンより、他の選手へのブロック・ショットのほうが多くなっていると思います。私自身、プレーの幅が広がっていると思いますし、その結果のチームディフェンスですから、これまでの受賞とは意味が違って嬉しいですね。