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2016年6月10日(金)特集

第17回Wリーグ・受賞者コメント / リーダーズ・フィールドゴール成功率部門

リーダーズ/フィールドゴール成功率部門
JX-ENEOSサンフラワーズ #10 渡嘉敷来夢  159/253 Avg.62.85% (2年連続2回目)

Q:フィールドゴール成功率は2年連続の受賞。プレースタイルが少し変わっても、きっちり受賞しましたね?
──確かに(笑)。外からのシュートが増えた中でのこの賞は、昨年受賞した感じよりも嬉しいです。正直なところ、今シーズンの受賞の中では一番いいかなって(笑)。実際、試合中も外からのジャンプシュートが1本入ると、気持ちが落ち着くというか、「よし!」っていう感じになってチームも乗ってくるんです。

Q:大事な場面で、より積極的に狙っていた印象ですが?
──ペリメーターのジャンプシュートは、相手のマークが甘くなっているから打つので、それが決まり入りだしたら今度はマークがタイトになります。そうなったら、得意のドライブで中へ切れ込んで行く。持ち味というか、私の好きなプレーができるので、外からのジャンプシュートを決めるのは大事なんです。そこは、これからも磨いていきたい部分ですね。当然ゴール下のシュートは多いんですが、それにプラスしてアウトサイドからのシュートの確率が上がって受賞できたので嬉しいです!

Q:相手ディフェンスは、「インサイドは抑えられないし、外からも決められる」となったら、また悩んでしまいますね?
──そうですね、大いに悩んでもらえるように頑張ります(笑)。アウトサイドで勝負をすると、基本的には1on1なので攻めやすさがあります。これがローポストでボールを持つと、すぐダブルチームや3人目が寄って来たりするので、外から1on1で攻めるプレースタイルは増やしてきたいと思っていたんです。

Q:そこはWNBAでのプレー経験が大きいわけですね?
──WNBAでは、基本的には外がメイン。だから、自信を持ってプレーできるようになりました。WNBAでプレーしてからは、アジアの高さはあまり気にならなくなりましたね。WNBAの選手は、「高さ+強さ」がある。背が高くて幅があって、ボールに対する執着心が全然違います。そのすごさを実感し、見習わないといけないなと気づきました。WNBAでのプレーが受賞につながったと思っていますから、「さすが、アメリカへ行っただけのことはある」って、みんなに認めてもらえるんじゃないでしょうか。今シーズンの個人タイトルの中で、一番嬉しい賞がこれですね(笑)