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2016年9月20日(火)特集

【AKATSUKI FIVE スペシャルインタビュー Vol.11】

AKATSUKI FIVE 王新朝喜選手(三菱電機)


Q:今シーズン、日本代表の活動を続けてきて良かったのはどういうところでしょうか?
──海外のセンタープレーヤーとのマッチアップや、渡嘉敷選手、間宮選手が戦っているところを見ることで、体を張ってプレーすることがチームにプラスになるということを深く理解しました。彼女たちのプレーは見ていて安心できましたし、自分もそういうプレーヤーになりたいと思いました。どんなに苦しくても自分が体を張ってプレーすることが大事だと改めて学びました。


Q:今夏の国際大会を経験したことが大きかったわけですね?
──そうです。国内合宿からヨーロッパや南米遠征があって大会に臨みましたが、その間に準備していたのは、今までやってきたことの精度をあげること。これまでやってきたことは間違いがないと思っていたし、何か新しいことをやろうとは考えませんでした。より確実にプレーできるよう、体の使い方を中心に、教わったことを正確にできるように心掛けていました。


Q:その成果が発揮できたと思いますが?
──ブラジル戦は最後の40秒ぐらいでコートに入りました。ディフェンスからでしたが、(周りのサポートもあって)練習してきたことがしっかりできたと思います。アメリカ戦は長くプレータイムをもらい、得意のフックシュートを打つことができました。ただ、相手を意識していないと抑えられてしまう、そう簡単にプレーすることができないということを実感しました。これまで積み上げてきたことは間違っていないと思いますが、大きい選手とのマッチアップでは工夫すべき点があります。Wリーグでも渡嘉敷選手とマッチアップしますから、今回の経験を活かして、体の使い方など気をつけたいですね。そこはしっかりと練習を重ねて臨みたいと思っています。


Q:Wリーグに向かう準備はいかがでしょうか?
──今シーズンも新たなチームとして、フレッシュな気持ちで開幕に臨みたいと思います。チームメイトを信頼し、助け合ってシーズンを戦い、ベスト4入りを目指したいと思います。