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2016年11月4日(金)特集

【第18回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol.12】

【第18回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol.12】
JX-ENEOSサンフラワーズは、ここまで開幕から8連勝で首位と連覇へ向けて順調な滑り出しをきりました。選手の層も厚く、タレント揃いのチームを率いるのは、内部昇格したトム・ホーバス氏。意気込みと抱負を改めてヘッドコーチインタビューでご確認ください。

JX-ENEOS サンフラワーズ
トム・ホーバスHC

Q:初めてヘッドコーチとして臨むWリーグですが心境をお聞かせください?
──今シーズンでもう8年目ですから特別なことはありません。これまでとは違って練習メニューはすべて私が作りますから、そこが一番の変化でしょうか。これまでのチームに私なりのオリジナリティーを付加したいと考えています。それがいいか悪いかまだわかりません、まだ優勝していませんからね(笑)

Q:チームの強みは何でしょうか?
──ウチのスターティングメンバーはほぼ女子の代表選手です。吉田、間宮、渡嘉敷……力のある選手はたくさんいます。でも、まだ力がない選手もいます。ベンチメンバーはまだ差があり、そのギャップを埋めなければなりません。日本のバスケットボール選手は少しフィジカルが物足りません。もっとフィジカルを鍛えて変化させたいと思っています。

Q:連覇をしてきた自信は強みになりますか?
──これだけ勝ってきたから、みんな自信はあるでしょう。それはいいことですが、過信はよくない。「スーパースター選手」がチャレンジしなくなったとしたら、それはマイナスになります。他のチームはJXに勝ちたいからチャレンジしてきます。選手たちには「チャレンジが必要だ」といつも言っています。「毎日毎日上手くなりたい」というモチベーションが大切だと繰り返し伝えています。

Q:不安があるとすれば?
──女子代表の活動が終わってモチベーションが心配でした。最高の舞台で良い結果を残したからです。でも、大丈夫! 彼女たちは思ったよりきちんと調整ができています。新しいヘッドコーチだし、メニューも違うから、フレッシュな気持ちでバスケットができていると思います。

Q:ファンの方へメッセージをお願いします。
──皆さんの応援があれば良い結果を得ることができます。私たちはこれまで以上にレベルアップしたバスケットをお見せします。「楽しく」「強く」「速く」……そのようなバスケットをお見せしたいと思いますので、これまでと変わらぬ応援をよろしくお願いします。