Wリーグ（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

全日本総合選手権はJXの4連覇で幕を閉じました。1/21(土)からはWリーグが再開。残り3節(6試合)ですが、プレーオフの出場枠は残り2つ。そして優勝の行方は!?
本日から3日間、後半戦〜プレーオフの展望をOGに語っていただきます。
第1回はジャパンエナジー（現JX）OGの原田裕花さんです。

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全日本総合選手権を終え、いよいよリーグ後半戦が始まります。
全日本総合選手権で4連覇したJX、初の決勝進出をしたデンソー、現在リーグ2位のトヨタ自動車の上位3チームは、取りこぼしすることなくしっかりと勝ち星を重ねていけば、順位はキープできます。

JXは今シーズン、怪我人やコンディションのよくない選手もいますが、若手が成長。ディフェンス、インサイドの強さ、ガード陣のスピードに#11本田選手の3PTSがいい形で加わり安定してきていると思います。

2番手のトヨタ自動車は全日本総合でデンソーのゾーンに苦しみ決勝進出を逃しました。丁HCの相手の弱点をつく戦術が光り必ず対策してくるはず。対応力のある選手も揃っています。昨年も一歩のところで優勝を逃して、一番優勝に飢えているチームだと思います。

デンソーは全日本総合で頂点には手が届きませんでしたが、自信をつけてのってきそうです。怪我があった#14大庭選手も復帰し、チームの持ち味であるアグレッシブさも増して、現在得点ランキング１位の#8高田選手に#10藤原選手とまだまだリーグを面白くしてくれる注目チームです！

4位の富士通は上位陣のJX、トヨタ自動車との戦いがまだ残っているだけに苦戦を強いられます。特に全日本総合ベスト4をかけた戦いで苦汁を飲まされた、シャンソンとの戦いも残しています。同じ轍を踏むことは許されず、必勝で4位をキープしたいところですね！若手中心なのでベテランのサポートが大切。#10町田、#15山本、#12篠原の成長がこれからもとても楽しみで、ノビシロのあるチームです。

現在5位でゾーンディフェンスが持ち味の三菱と6位ながらも全日本総合で3年ぶりにベスト4入りのシャンソンは前半戦でトヨタ、デンソー、富士通に黒星をつけているだけにまだまだ怖い存在です。

さて、プレーオフに向けて私の注目カードはズバリ！富士通vsシャンソン戦です。雪辱の富士通と自信を力にかえるシャンソン。ベスト4入りのカギを握る戦いになると思います。
注目選手はトヨタ自動車の#2川原選手。彼女の持味である3PTSの魅力は勿論、もの凄い運動量で機動力がありオフェンス、ディフェンスとかき回せる選手です。チームに躍動感を与え、流れを引き寄せ勝利に導くキーマンです。
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明日は第2回、ジャパンエナジー（現JX）OGの萩原美樹子さんの展望をお届けします。お楽しみに！