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2012年3月13日(火)特集

第13回Wリーグ 各賞受賞コメント/プレーオフMVP

JXサンフラワーズの4年連続15回目の優勝で幕を閉じた、第13回Wリーグ。終了から早や1週間が経とうとしています。
本日から、アウォード・リーダーズ受賞者の記録・コメントなどを随時掲載していきます。
初回の今日は、プレーオフMVPに輝いたこの方のコメントをお届け!!

吉田 亜沙美(JXサンフラワーズ#12) 3年ぶり2回目

──3年ぶり2回目のプレーオフMVPですが、前回より成長したと感じている点は?
前回はチームのコンディションが全体的に良くて、私自身の負担はさほど大きくなかったと思います。でも、今回は主力にケガ人が出てしまい、苦しいプレーオフになりました。それでもチームがガタガタと崩れなかったのは、控えの選手がよく頑張ってくれたお陰です。控えの選手たちが誰かの代わりに出てくるのではなく、“自分のプレー、自分のバスケットを信じて”、メンバーチェンジでコートに立った時、思い切りよく積極的なプレーができたのが大きかったですね。
──吉田選手自身、終盤で1点差に詰められた時、果敢にドライブインを仕掛けましたが?
あの場面はファールをもらえればいいという気持ちがあったし、3年前よりも強い気持ちで攻めることができました。やはり、チームを背負って立つ選手の一人として、成長できたかなと思います。
──プレッシャーがかかるセミファイナル、ファイナルだったと思いますが?
このファイナルは本当にしんどかったですね。自分がやらなければ、と責任感が強すぎたのかも知れません。自分がミスをすればチームが崩れると思っていたので、そういう部分では、周りに助けられながら、「辛抱して、我慢して、自分のプレーを信じてやってきた」ことが報われたと思うと本当に嬉しいですね。周りの選手が自分を活かしてくれましたし、本当にみんなに取らせてもらったMVPだと実感しています。