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2014年1月30日(木)特集

【第15回Wリーグ・プレビュー/1勝1敗・その1】

 第15回Wリーグはセミファイナル進出4チームを巡って上位6チームが大混戦。1敗のJX-ENEOSを追って3敗がシャンソン化粧品とデンソー、4敗にトヨタ自動車と富士通が並び、ひとつ離れて6敗の三菱電機が追いかけます。実力伯仲の今リーグですが、ここまで2連戦を戦って1勝1敗となり、第3戦で決着をつけることになったカードは、全部で3つ。まさに実力伯仲のカードと言えます。今節はなんと、そのうち2試合が行われます。

ひとつ目の1勝1敗ゲームは、2位・デンソー(14勝3敗)と4位・トヨタ自動車(13勝4敗)の対決です。(2月1日(土)大田区総合体育館)

 開幕戦で、ケガから復帰したデンソー #8 高田に25点を奪われて敗戦を喫したトヨタ自動車ですが、翌日にはすぐ、高田を15点に抑えると #25 久手堅が20得点。星を分け合いました。両チームともセミファイナル進出だけでなく、その後のファイナル進出、そして優勝までを視野に入れての負けられない第3戦です。

 注目は、デンソー #9 牛田。桜花学園高出身の24歳。#8 高田とは同じ年齢でさらに桜花学園高でも一緒にプレー。得点女王をはじめ数々のタイトルを獲得した高田の陰に隠れた存在でしたが、着実に実力を磨き、今季は開幕から全試合スタメン出場。得点だけでなく、リバウンド、ブロック、スティールといったディフェンス面でも成長し数字を伸ばしています。身長181cmフォワードは、183cm高田とともにツインタワーとして威力倍増です。

 対するトヨタ自動車は、#12 矢野。富士通 #1 三谷とともに現役最年長プレーヤーながら、今季の全試合出場。2000年からの総得点5732はダントツの現役最多得点です。

 ベテランか新戦力か? 実力伯仲の闘いは、ひとまずこの第3戦で決着です。是非お近くの試合会場まで足をお運びいただき、どちらが勝つのか、その目でしかとお確かめください!!

(写真はデンソー #9 牛田悠理選手)