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2014年4月20日(日)試合情報

第15回Wリーグ プレーオフ・ファイナル第3戦 記者会見コメント デンソー

【小嶋 裕二三 ヘッドコーチ のコメント】
連敗して後がない状況になり、背水の陣を敷きながらゲームに臨みました。選手たちは硬さもなしに精一杯プレーしてくれて最高の第1Qの出だしになりました。しかし、硬さといいますか、相手のプレッシャーに少しずつ少しずつ調子が狂っていったなぁという印象です。最後、離されてからも追い上げましたが、力及ばす、という感じです。今日もそうですが、3戦を通して35分間はしっかり戦えたのですが、残り5分間、体力・技術、そしてメンタル面で相手より不足したかな、と思いました。ファイナル全体で言いますと、正直なところ1つは勝ちたいなという「期待」と、一気に離されて試合にならないのではないかという「不安」が両方ある、そんなファイナルでした。ただ選手たちは、特に1戦目、硬くなるかなと思ったのですが、その心配をよそにノビノビとプレーしてくれました。改めて、自分たちのチームが力を付けたなぁと感じましたし、体力と技術ではトップを争うところまで来たと思っています。ただ、最後の最後で、精神力の部分で、心の部分で、連覇を守らなければならないJX-ENEOSさんと、優勝に向けてチャレンジしていくデンソーの、攻めのカタチというか意欲の違いを実感しました。

【藤原 有沙 選手のコメント】
出だしは良かったのですが、追い上げられた時に自分たちの脚が止まってしまったのが敗因のひとつだと思います。第4Q後半でミスが続きましたが、パスを狙い過ぎた上でのミスだと思います。3戦とも接戦になりましたが、そこで勝ち切れなかったというのが、今の自分たちの実力だと思います。そこはしっかりと受け入れて、次につなげていきたいと思います。

【髙田 真希 選手のコメント】
昨日は出だしが悪かった分、今日は一人ひとりがしっかり出だしから、気持ちを出せた試合だったと思います。負けてしまいましたが、気持ちの面では(1試合を通して)勝っていたのではないかな、と思っています。悔しくないといったらうそになります。ただ、自分たちはこのファイナルに来るというのが特別なことで、みんないい経験になったと思います。(負けてしまいましたが)胸を張っていい成績だったと言えると思います。相手のセンター(間宮、渡嘉敷)は自分よりも、高さやパワーは上だと思っています。ファイナルという舞台に関しても、相手は何度も経験しています。自分たちは初めてなので、どうやってプレーすればいいのかとか、気持ちの面でも向こうのほうが上だったと思います。1戦目、トラップを仕掛けられると、どうやって対応すればいいのかわかりませんでした。でも、2戦目、3戦目になると周りの選手の動きが良くなってきて、チームとして対抗できると感じました。バスケットは5人でやるスポーツなので、個々の力では負けていてもチームでは対抗できると感じることができました。