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2014年10月18日(土)特集

第16回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol4

富士通レッドウェーブ BT・テーブス ヘッドコーチ

Q:昨シーズン、スタッフとしてチームを見ていましたが、印象はいかがでしたか?
──良いチームだと感じていましたが、何か物足りない。ディフェンスは機能していましたが、それをファーストブレイクにつなぐことができなかったり、オフェンスもアグレッシブなプレーが足りなかったりしました。ですから、思い切って一からシステムを見直すことにしました。
Q:プレーオフに進出しましたが、「それ以上」を目指すための決断でしょうか?
──そうです。選手たちは良いポテンシャルを持っています。でも、気持ちの面で相手に負けているというか、自分から仕掛けていくハートの強さに欠けているんです。今シーズンのスローガンは、「PRIDE & PASSION」。長いシーズンを戦い抜くためのベースとなるもの、それが“誇り”なんです。
Q:そのために、選手たちに求めているのは?
──先ほども言いましたが、まずは1on1で勝負すること。パスでつなぐ意識の前に、ゴールに向かう気持ちを出すよう、厳しく指導しています。それは私自身の「PASSION」であり、選手たちにとっても、なくてはならないものだと考えています。
Q:主力選手は変わりありませんか?
──若いチームが、あえて名前を挙げるとしたら、#0 長岡萌映子や #10 町田 瑠唯、ルーキー#11 篠崎澪らに期待しています。町田、篠崎のコンビは双方の持ち味を引き出すことができ、良いコンビネーションを発揮するはずです。長岡はポイントゲッターとして活躍してくれるでしょう。インサイド陣の安定が課題になりますが、ファイナル進出がチームのミッション。RedWaveの歴史に誇りを持ち、選手ともどもシーズンを戦い抜きたいと思います。