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2014年12月19日(金)特集

第16回Wリーグ・プレビュー/勝負を分けるシュート

 4連勝で首位に返り咲いたデンソー(10勝2敗)が、同じく4連勝中の6位・三菱電機(8勝4敗)と連戦です。(12/20(土)岩手県営体育館、21(日)奥州市総合体育館)

 1位と6位とはいえ、勝ち星の差は僅か2つ。連勝、連敗となれば、その差も埋まってしまいます。11/22に行われた第1クールでの対戦は67-61でデンソーが勝利していますが、試合は一進一退。立ち上がりは三菱電機がリード、デンソーが逆転すれば、再度三菱電機が逆転し、最後はデンソーが突き放すというシーソーゲームでした。

 注目選手は、デンソー #41 伊藤恭子。岐阜女子高出身の24歳。昨シーズンからスタメンに定着したガードです。昨シーズンは、レギュラーシーズンで1試合平均5.1得点、2.8アシスト。今シーズンは、1試合平均8.1得点、3.8アシストと数字を伸ばし、成長を見せています。注目すべきは、その勝負強さ。昨シーズンのセミファイナルのトヨタ自動車戦では、3試合で平均10.67得点と大活躍。先日の三菱電機戦でも15点を挙げ、特に逆転となるドライブや、最後に突き放す得点を決めるなど、ここぞと言うところでの勝負強さを発揮しています。
 対する三菱電機では #3 宮元美智子。岐阜女子高出身の28歳。日本代表でも活躍するシューターです。今シーズンも、現在33本の3Pシュートを決め、成功率は47.1%でリーグ1位。前回のデンソー戦でも5本の3Pシュートを決めるなどチームハイの19得点を挙げています。

 同じ岐阜女子高出身の二人が、今回も勝負を分けるシュートを放つのでしょうか? 熱い戦いをぜひ会場でご覧ください。


(写真左・三菱電機 #3 宮元美智子選手/デンソー #41 伊藤恭子選手)