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2015年4月27日(月)特集

第16回Wリーグ・受賞者コメント/ベスト5 フォワード部門

JX-ENEOSサンフラワーズ #52 宮澤 夕貴(初受賞)

Q:今回は初受賞、しかもフォワードです。まさかこのポジションで!? という感じですか?
──最初に受賞を聞いた時はビックリしました。昨シーズンも3番でプレーしましたから、コンバートの準備はできていたんです。ただ、今シーズンは4番の練習をしなくなったので「いよいよ勝負だな」と。

Q:ちょっと寂しかった!? やってみて3番はいかがでしたか?
──寂しくはないですけど、やってみて楽しかったです。初めてのことなので、できないことのほうが多かったんですが、徐々にできるようになっていくのが自分でもわかったんです。それでモチベーションが上がりました。

Q:バスケを始めた頃や、中学、高校で新しいことにチャレンジするような感じ?
──ホント、そういう感じでした(笑)。まだまだできないことも多くて、4番で通用したことが3番だと通用しないこともたくさんありました。ゴールを背にするより、ゴールを見ながらのプレーが多く、例えばフェイントひとつ取っても違うんです。マッチアップする選手はスピードがあり、私もクイックネスが求められます。その点で苦労したのはディフェンス。皆、動きが速いので、来シーズンも課題です。

Q:苦労もありながらベスト5受賞。自己評価で良かった点を挙げるとすれば?
──オフェンスでしょうか!? ミスマッチが多いので、積極的に攻められたことと、リバウンド。それに外角のシュートが良かったと思います。特に終盤からプレーオフにかけては、チャンスが多くなると思っていましたから、より積極的に行こうと心掛けていました。自分から仕掛ければ、インサイドのチャンスが広がり、パスが返ってくれば自分のシュートチャンスになる。待っているのではなく、自分で仕掛けることが3番ポジションでは大切なんだと理解できました。新しいポジションでもっと上を目指したいと思います。