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2015年5月8日(金)特集

第16回Wリーグ・受賞者コメント/リーダーズ・得点部門

JX-ENEOSサンフラワーズ #10 渡嘉敷 来夢(初受賞)

Q:得点王は意外にも初受賞ですね。
──はい。あまりに意識していないので、初受賞だからといって特別な感想はないんですけど。(点を)取るゲームはたくさん取りますが、そうでないゲームもあります。今シーズンは富士通戦で32得点(2015/3/7)とか、たくさん取ったゲームがあったからこの記録になったのだと思います。

Q:点を取ることは自分の大事な役目だと考えていますか?
──それはすごく意識しています。特に今シーズンは、「得点に絡んでいけたら」と考えていましたね。というのも、序盤ではチームが良いリズムでゲームをすることができませんでした。なので、もっと自分が点を取ってチームに貢献したい、そう思ってプレーしていました。今シーズンは積極的に得点に絡めたと感じています。

Q:以前は、それほどの思いはなかったのでしょうか?
──自分が得点に絡めれば、とは思ってはいましたが、間宮さんへアシストパスを出したり、アウトサイドへパスアウトしたり、他の選手が得点できればそれでもいいと考えてプレーしていた感じです。パスすることを考え過ぎていたかなという思いがあって、今シーズンはまず自分でゴールへ向かうことを意識したんです。

Q:その心境の変化はどこからきたのでしょう?
──チーム状況もありますが、「自分がもっとやらなきゃ」と考えていたので、自然とそういうスイッチが入りました。

Q:得点王とか個人タイトルはあまり意識していませんよね?
──そうですね。レギュラーシーズンが終わって、マネージャーさんから「4つぐらいタイトルを獲ったね」って言われて、ああそうなんだって。でも、最終戦に関しては、スタッフの方々が、賞を獲らせたいからと言ってくださって、プレータイムを長めにもらいました。2位の高田真希選手(デンソー アイリス #8)が最終戦で高得点をマークしていましたが、ほんのわずかの差で逃げ切ることができ、スタッフやチームメイトに感謝しています。