- 2016年6月8日(水)特集
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第17回Wリーグ・受賞者コメント / リーダーズ・スティール部門
リーダーズ/スティール部門
三菱電機コアラーズ #45 渡邉亜弥 計62本/Avg. 3.10本 (初受賞)
Q:5シーズンを終えて初のタイトル。改めてシーズンを振り返っていかがでしたか?
──そうですね、私自身、いろいろと思うことがありましたし、チームメイトもそれぞれ感じていることがあると思います。正直、苦しんだシーズンということもあったんですけど、山下(雄樹)HCからは、「自分たちは弱いチームだから、チーム力で勝負する」と言われていて、ディフェンスからのブレイクなどを頑張らなければ勝てない、そう思って臨んだシーズンでした。スティールやリバウンドなど、守りを強調されていたこともあり、この賞は嬉しいですね。ただ、私が狙ってスティールしたというよりも、味方が狙ってこぼれたボールを奪ったというか、運が良かった部分があると思っています。
Q:ディフェンスから頑張るという意識を持ち、スティールのタイトルを獲りましたが?
──嬉しかったですね。数字として残せたので素直に喜べました。ただ、チームの勝利に結びつかなかったというか、プレーオフも逃しましたから、そこは悔しかったですね。個人賞が欲しいと思って頑張っていたわけではありませんし……私がチームに貢献できるのは何だろう、と考えたら、やっぱりディフェンス。そこでしか活躍できないだろうし、チームが勢いづくなら、という想いは強かったですね。
Q:自分なりに考えプレーしたのはどういうところでしょうか?
──スティールに関しては、狙おう狙おうとすると、パッサーも警戒します。ディナイしながら「狙ってます!」という気配を消すというか、さりげなく狙う(笑)。ディフェンス側のフェイントという感じですね。
Q:ボールを取った後のプレーはいかがでしょうか? 速攻で、自分で決めようとか?
──私自身、切り込み隊長というか、突っ込んでいくのが持ち味なので、まずはゴールに向かって行きます。相手が来たら、パスかシュートか、それはその時点で考えればいいかな、と。まずは、自分が突っ走って行きます!
Q:個人賞を獲りましたし、来シーズンに向けてはいかがでしょうか?
──ここ数年、チームの順位が落ちてきたり、メンバーの入れ替えがあったりで不安な面がありました。これからは自分がチームを引っ張れるように、この賞をきっかけにしてさらに頑張りたいと思っています。