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2017年5月2日(火)特集

第18回Wリーグ・受賞者コメント/ リーダーズ【アシスト】#0吉田亜沙美 JX-ENEOSサンフラワーズ

リーダーズ【アシスト】#0吉田亜沙美 JX-ENEOSサンフラワーズ
──アシスト王ですが、プレータイムが減った中でもしっかり数字を残しました。やはり負けたくない?
吉田(以下、Y):そんな気持ちは全然ないです(笑)。確かにプレータイムは減りましたが、逆に「コートに立たせてもらっている時間は精一杯やらなければ」という気持ちが強かったです。20分ならその20分は全力でプレーする、自分の仕事をやり切る、というのを徹底しました。そういう意識だったので、アシストの数字はまったく気にしていません。スタッツを見るときは「ターンノーバー」、ミスをした数字を気にかけています。ポイントガードとして、ミスをしないことが大切だと考えているからです。

──アシストはパスを受けた選手がシュートを決めなければカウントされません。昨夏の国際大会を経てシーズンを迎えましたが、気負いはなかったでしょうか?
Y:気負いはなかったと思いますが、多少なりとも注目度が上がった分、それに恥じないプレーをしなければいけないという思いがありました。日本代表の選手たちは全員、それを意識していたと思いますし、絶対的な存在でなければいけないと強く感じていたのではないでしょうか。そのように観られることをプレッシャーに感じないで、「やっぱり日本代表選手ってすごいね!」って言われるように、シーズンに入りました。その意識を持って毎試合臨んでいましたし、昨夏の国際大会でアシスト王をいただきましたから、それは自信になっていました。その意味では誰にも負けられない、という強い気持ちはありましたね。シーズンを良い形で終えることができ、最後の最後にご褒美(アシスト部門1位)をもらったという感じです。自信を持って、普段どおりにプレーすること、それがこの結果に結びついたと思います。