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2017年5月1日(月)特集

第18回Wリーグ・受賞者コメント/ リーダーズ【得点】/#8 髙田真希 デンソーアイリス

リーダーズ【得点】#8 髙田真希 デンソーアイリス
──ポイント部門での上位争いは“常連”ですし、得点王は2年連続3回目になりました。ボールが集まってくるのは、覚悟の上でプレーされていますよね?
高田(以下、T)そうですね、それはチームの中で自分の役割ですから。チームとして点を取ることに関して、ファーストオプションだとわかっています。ですから、ボールが集まって来るのは当然ですし、そのボールを得点に結びつけるのが、自分の仕事だと思っています。

──そうは言っても、ただボールをもらって簡単にシュートを打っているわけではありません。シーズンごとにマークが厳しくなっていると思いますが?
T:毎年のように得点ランキングで上位争いをしていますが、それは自分一人の力でできるわけではありません。アシストをしてくれる選手や、スペースをつくってくれる選手の動きが大事になってきます。点を取るのは自分の仕事だとしても、そこは相手もわかっていますから、年々マークが厳しくなるのは当然のこと。ただ、そこは一人で打開するわけではなく、チームメイトとの連係プレーでノーマークができ、高確率のシュートが打てる、そんな得点シーンが増えていきます。連続してこの賞をいただけているのは、チームメイトの動き、サポートがあってこそなんだと実感しています。

──チームの連動性が高まれば高まるほど、ご自身の得点も伸びていくわけですね?
T:そうです。私の場合、特にインサイドでボールをもらう機会が多いので、確実にシュートを決めなければなりません。今後は逆に、アウトサイドへのパスリターンで味方のシュートチャンスをつくり出すなど、プレーのチームの得点力アップにつながるオプションを増やしたいと思っています。