- 2018年4月30日(月)特集
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第19回Wリーグ表彰者【ブロックショット】渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)
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先月閉幕した第19回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏側にあったそれぞれの思いに迫ります。
6年連続でブロック王に君臨する理由は、「バランスの良いチームディフェンスがあるからこそ」。
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第19回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント
【ブロックショット】第1位 計65本(Avg.1.97本)
渡嘉敷 来夢 (JX-ENEOSサンフラワーズ #10)
※6年連続7回目
──ブロックショットについてはいかがでしょうか?
渡嘉敷(以下、T):もうそろそろ受賞できなくなると思っています……その理由は、相手も私のブロックにアジャストしてくるわけですから、ブロックショットを回避することができるようになってくるでしょう。
──ルーキーシーズンに受賞して以来、(2年目はケガがあって逃しましたが)ずっとシュートを叩き落しています(笑)
T:そうです、ケガのシーズン以外は全部いただています(笑)
──これもチームプレー、チームディフェンスが大事になるわけですよね?
T:そうですね、それもみんながわかっています。仮に高い位置で抜かれたとしても、私や大崎さんがいたり、宮澤にしても3番ではサイズがありますからブロックショットを狙える。アウトサイドシュートに対してタイトなディフェンスを仕掛ければ、相手はドライブやインサイドへのパスなど、選択肢の幅が狭まります。そうなると、流れとしてはタフショットになってしまうので、ブロックショットにつながりやすくなります。バランスの良いチームディフェンスがあるからこそ、私のブロックショット数が増えるのかな、と。
──チームとしてディフェンスが機能していないとダメなのですね。
T:相手はサイズ的に不利なのはわかっているので、私の前で何本も何本もシュートを打っているかと言えば、そうではないです。私は、ヘルプポジションからブロックに行くことが多いんですよ。やはり、チームディフェンスあってこそのブロックショットだと感じています。
──大きいからブロックができるわけではない?
T:タイミングもありますし、良いチームディフェンスも必要です。相手が小柄な選手なら、サイズではなくスピードで勝負できます。そのミスマッチを突くという対応が考えられますが、日本代表合宿に参加すればよくわかるんです。インサイドに切れ込んでもブロックを警戒してシュートに行かず、ディフェンスを引き連れるようにして出て行くプレーをするケースがあります。引き寄せてから、パスをさばいてシュートを狙わせたり、もう一度クイックにシュートを狙ったり、そういう選手は面白いなぁと。ハッとする対応があるので楽しいですね。
▼第19回Wリーグ リーダーズ表彰者一覧
http://www.wjbl.org/images/topics/1520760549538.pdf
▼第19回Wリーグ アウォード表彰者一覧
http://www.wjbl.org/images/topics/1522051959319.pdf