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2018年4月30日(月)特集

第19回Wリーグ表彰者【FG成功率】渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)

いつもWリーグに温かいご声援をいただきありがとうございます。

Wリーグ公式WEBサイト特別企画!
先月閉幕した第19回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏側にあったそれぞれの思いに迫ります。

「大きいから取れる」のではない!?シュートを決め続ける渡嘉敷選手が、"そこを見てほしい!"と訴える技とは・・・

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第19回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント

【フィールドゴール成功率】第1位 245/353本(Avg.69.41%)
渡嘉敷 来夢 (JX-ENEOSサンフラワーズ #10)
※4年連続5回目

──「フィールドゴール成功率」は4年連続5回目の受賞です。このタイトルは「獲らなければいけない」という感じでしょうか?
渡嘉敷(以下、T):そういうわけではないですけどね。ゴール下のシュートが多かったり、オフェンスリバンドからのシュートがあったりで、パーセンテージは高くなるでしょうね。そういうことはあるかもしれないですけど、結構アウトサイドからもシュートも打ちますから。

──海外でのプレーや国際試合の経験が豊富なので、プレーエリア(シュートエリア)が広がっていますよね?
T:それもありますけど、Wリーグでプレーする時、アウトサイドに出てしまうとあまり相手がマークに来ないんです。だから余裕を持ってシュートを狙えるというのもありますね。ペイント内でのシュート、特にオフェンスリバウンド絡みのプレーで言えば世界を意識している、というか、単にサイズがあるからボールが取れる、シュートが決められるというわけではない。実は、その前のポジション取りをかなり意識しています。なので、“そこを見てほしい!”と、私としては思っているんですが(笑)。「大きいから取れる」じゃないんです。ポジション取りや、その後のフィニッシュの仕方をどうするか、きちんと考えてプレーすることが重要なんです。

──地道なプレーが必要ですよね。
T:最後にシュートを決めることが私の役割です。相手は点を取られたくなかったら、ファウルをしてでも止めるという選択肢もあると思うんです。私の大きさに対してどのチームも対策や工夫をしてきます。……大きいから何でもできるわけではなく、私もちゃんと考えてプレーしているんですよ(笑)。

──ゴール下でボーっと待っているわけではないですし、ボールのもらい方や味方を活かす、味方に活かされる動きを工夫し、いかにイージーショットに結びつけるか考えているわけですね。
T:自分一人で考えたり、チームの考えに合わせたり、相手ディフェンスの様子を見ながら効率的なオフェンスを考えていることが大事。チームの一員として、いかに自分の役割を果たすか。なるべくノーマークで、高い確率でシュートを決めるというのが私の役割ですから、そのために連係を高めながらチームプレーの精度を上げるための練習を繰り返しています。当然、フィニッシュする機会が多いので、個人タイトルの受賞機会も増えるということに尽きますね。


▼第19回Wリーグ リーダーズ表彰者一覧
http://www.wjbl.org/images/topics/1520760549538.pdf

▼第19回Wリーグ アウォード表彰者一覧
http://www.wjbl.org/images/topics/1522051959319.pdf