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2018年5月1日(火)特集

第19回Wリーグ表彰者【ベスト5/GF】本川紗奈生(シャンソン)

いつもWリーグに温かいご声援をいただきありがとうございます。

Wリーグ公式WEBサイト特別企画!
先月閉幕した第19回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏側にあったそれぞれの思いに迫ります。

「今シーズンはすべての責任が自分にのしかかったような感じで──」
大きく環境が変わる中でセミファイナル進出という好成績の裏にあった苦悩とは・・・

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第19回Wリーグ アウォード表彰者コメント

【ベスト5】ガードフォワード部門
本川 紗奈生 (シャンソン化粧品シャンソンVマジック #6)
※4年連続4回目

──今シーズン、コンディションはいかがでしたか?
本川(以下、M):シーズンに入ってから、丁(海鎰)HCがコンディショニングに気を配ってくださいました。以前はシーズン中も練習が厳しくて、メンタルもフィジカルもどこにピークを持って行けばわからなかった。それが、今シーズンは試合に合わせやすかったです。

──どうして変わってきたのでしょうか?
M:自分がキャプテンになって、いろいろと感じることがあったので、丁HCとよく話をしました。練習時は毎回毎回、「今日はこうしよう」「明日はどうする?」と、コミュニケーションを取れたのが良かったですね。キャプテンをやる前は、そういう話をきちんとしたことがなかったんです。自分の身体のことは自分が一番わかるし、チームメイトも同じじゃないか、そう考えたんです。ただ、私たちは「上手く休息すること」を知らなかったんですね。練習を休むと不安になってしまう。少し遅かったかもしれませんが、少し理解できましたね。

──メンバーが入れ替わりましたが、その点はいかがでしたか?
M:移籍が多くて、「今シーズンどうなるんだろう!?」と、考えてしまいました。ベンチメンバーだった選手や移籍で加入した選手がスタートに入ったので、不安があったのは事実です。その中で、ここまで来ることができた(ベスト4)というのはとても大きかったですね。最後の最後まで、頑張ることができたと思います。

──ベスト5は4年連続ですが、今回の受賞は特に重荷のある受賞になりましたね。
M:1年目は「あれっ!? どうして私」って思いました。2回目、3回目は「ゼッタイ私が獲る」という気持ちが強かったんです。ところが今シーズンはすべての責任が自分にのしかかったような感じで、「自分のプレーができるのかな」って。前のガードはいなくなったし、ベテランもいない……彼女たちがいたからこそ、自分は活かされていたと思っていたし、役割分担ができたし……。

──そんな不安の中、見事な成績を残しました。プレッシャーを感じながらのシーズンで、自分の成長の証となる受賞になりました。
M:プレッシャーはかなり……でも、すべてできたわけではありませんが、以前から自分が好きだったプレー、ドライブだったり、ファストブレイクだったりはかなりできていたと思います。今はそれだけではダメで、周りのことを見ていなければなりません。アシストやリバウンドも頑張りながら、2番(ガードフォワード)で連続受賞を果たせたのは、今後のために大きかったですね。


▼第19回Wリーグ アウォード表彰者一覧
http://www.wjbl.org/images/topics/1522051959319.pdf

▼第19回Wリーグ リーダーズ表彰者一覧
http://www.wjbl.org/images/topics/1520760549538.pdf