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2018年10月8日(月)特集

第20回Wリーグ HCインタビュー vol.8 (日立ハイテク:藪内夏美)

いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

Wリーグ開幕企画として、全12チームのヘッドコーチへ独占インタビューを敢行!
来たるシーズンに向けての意気込みや、現時点でのチーム状況に迫りました。

■日立ハイテククーガーズ
 藪内 夏美 ヘッドコーチ コメント

 昨シーズンは2ケタの勝ち星を目標に掲げ、結果は13勝。シャンソン(1勝)、三菱電機(2勝)の上位チームから3勝を上げることができ、選手はもちろん、チーム全体が自信を得られたシーズンでした。特に、開幕戦(シャンソン)に照準を合わせ、良いコンディショニングでさまざまな準備をし、選手たちも意識していた試合でした。その試合で成果を発揮でき、シーズンを戦う上で手応えを感じられたのが良かったと思います。
 今シーズンは昨シーズンのバスケットをベース、良かったところをもっと引き出せるようにしなければなりません。そのひとつが「ディフェンスから仕掛ける」チームづくりで、マンツーマンを基本に、ゾーンディフェンス、プレスディフェンスを織まぜながら、上位チームに挑んでいきたいと思います。
 シーズン前、私が日本代表活動(Bチームのヘッドコーチ)のため、長くチームを離れていました。その点は不安材料になりかねないところでしたが、石川コーチを始めスタッフたちと連絡を取り合うことで、今シーズンの方向性などしっかり共有できたと思います。昨シーズンを上回る成績、「6位以上」を目標に据え、良い準備ができたのではないでしょうか。それに、私自身が日本代表活動で得た経験をチームにフィードバックするように努めています。
 例えば、日本の女子バスケットが国際大会で結果を残している、“走り勝つバスケット”で勝負したいという考え方もそう。昨シーズンは細かなルールを決めたセットプレーも使いましたが、その前にフィジカルを前面に押し出しながら、シンプルなバスケットをやり切ることが大切です。今シーズンは、#13鶴見のアグレッシブなゲームメイクを核に、#9鈴木や#21ヌンイラがチームを引っ張ってくれるでしょう。今年もまた、楽しみなシーズンになると確信しています。

▼藪内夏美HC プロフィール
http://www.wjbl.org/headcoach/?rs=500&ci=56

▼日立ハイテククーガーズ チーム情報
http://www.wjbl.org/team/?bid=26