Wリーグ（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

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Wリーグ開幕まであと2週間を切りました！

開幕企画として、今シーズンも全12チームのヘッドコーチへ独占インタビューを敢行！
来たるシーズンに向けての意気込みや、現時点でのチーム状況に迫りました。


～昨シーズンとは一味違うスタイルで勝負～

　新潟アルビレックスBBラビッツ【昨季12位】
　小川 忠晴（おがわ ただはる）ヘッドコーチ

　昨シーズン目指したバスケットは、ハーフコートのオフェンスでいかに良いシュートシチュエーションを展開できるか。というものです。相手とのズレを作ったり、スペーシングをしっかりして、確率の良いシュートに結びつけるスタイルを目指しました。しかし、シュート決定力が欠けていたため、思うような結果とはなりませんでした。

　今シーズンはメンバーが6人入れ替わり、サイズのある選手も加入しました。スキルやパフォーマンスの高い選手も多いので、その持ち味を上手く引き出していきたいと思います。サマーキャンプから起用し、チームのケミストリーは良くなっています。練習環境など他チームと比べると難しい状況や時間的な制約はありますが、チームづくりは順調だと感じています。

　期待する選手は、キャプテンの＃11井上愛です。チーム最年長の彼女は在籍年数も長く、今シーズンに懸ける意気込みを感じます。1勝の重みを受け止めながら、練習中も声を出してチームをまとめようとしています。そんな井上の姿勢に応えようと、他の選手たちも練習からエナジーを出してハッスルしています。

　今シーズンの開幕は、また新たな戦いの始まりです。選手たちにはできるだけフレッシュな気持ちで臨んで欲しいですし、そうできるようチーム作りをしてきました。移籍組はＷリーグでのプレー歴があり、ルーキーも大学でのキャリアがあるため、思い切ってコート上で楽しんでプレーをしてくれることを望みます。その中で＃23ローヤシンは、強豪校で揉まれた経験もあり、チームの軸になれると期待する選手の1人です。相手のハードなマークも跳ね返すぐらいのプレーを見せて欲しいですね。今シーズンはまた違うチームをお見せできるはずですから、開幕からの1カ月間に1つでも2つでも勝ち星を挙げて良いスタート切りたいと思います。