- 2019年9月21日(土)特集
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第21回Wリーグ HCインタビュー vol.02 (山梨QB:伊與田好彦)
いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
Wリーグ開幕まであと2週間を切りました!
開幕企画として、今シーズンも全12チームのヘッドコーチへ独占インタビューを敢行!
来たるシーズンに向けての意気込みや、現時点でのチーム状況に迫りました。
~個々のプレーの幅を広げ、チーム力向上へ~
山梨クィーンビーズ【昨季11位】
伊與田 好彦(いよだ よしひこ)ヘッドコーチ
昨シーズンの途中(11月末)からベンチに入り、指揮を執りました。その感想としては、まだフィジカルの部分が足りないのと、これはどうしようもありませんがサイズが小さいということ。フィジカルについては、ウエイトトレーニングや練習中から体をぶつけ合う場面を多く作り、当たりに慣れるよう努めてきました。高さのところはルーキーの180㎝の2人(#8金子、#9豊田)が加入しましたから、そこはプラスになります。
他にもルーキーの#13若原は桜花学園高から東京医療保健大に進んだキャリアの持ち主で、キャプテンを務め、インカレ優勝も経験しています。もう1人、#33加藤は良いプレーができるシューターで、即戦力として期待しています。プレータイムが長かった選手たちはそのまま残っていますから、今シーズンはタイムシェアをしながら、チーム力を落とさないチームづくりに取り組みました。その成果が出てきて、底上げはできたと思います。
目標のプレーオフ進出を果たすためには、力が接近しているチームに負けないこと。チームづくりは良い方向へ進んでいますから、上位のチームからも勝星を挙げられるように頑張りたいですね。
私自身、改めてさまざまな指導者のクリニックを経験したり、映像を見ながら指導の研究に努めしたり、試行錯誤しています。選手たちに「こういう考え方があるよ」「こんな工夫が必要だよ」と伝えながら日々練習しています。未知数ではありますが、チームづくりの方向性が間違っていないかどうか、自分たちの現状を見極めながら、出てきた課題に取り組んで開幕を迎えたいと思います。もちろん開幕後でも、課題があれば1つずつクリアしていこうと、選手・スタッフたちと共通意識を持っています。
今シーズンは、個々の選手がプレーの幅を広げ、以前はあまり見られなかった組織的なプレーを披露できるはずです。チームで守って、チームで攻撃する。いかに実行力を高められるかがカギになると思います。
▼伊與田 好彦HC プロフィール
https://www.wjbl.org/headcoach/?rs=558&ci=75
▼山梨クィーンビーズ チーム情報
https://www.wjbl.org/team/?bid=16