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2020年5月5日(火)特集

第21回Wリーグ表彰者【ベストディフェンダー】渡邉亜弥(三菱電機)

いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

Wリーグ公式WEBサイト恒例企画!
第21回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。

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第21回Wリーグ アウォード表彰者インタビュー



「チームディフェンスの徹底がもたらした受賞」

アウォード【ベストディフェンダー】
渡邉 亜弥(わたなべ あや)
(三菱電機コアラーズ #45)
※2年連続2回目の受賞

──スティール賞と、ベストディフェンダーはイコールの部分があるかも知れませんが、その点はいかがでしょうか?

「スティールに目が行きがちで、そう捉える方もいるかもしれません。もちろん今回の受賞はスティールも評価されていると思いますし、数字も残せましたから(受賞は)ありがたいと思います。ですが、例えば誰かが抜かれた時にヘルプに行ったり、自分が抜かれても、もう一度クローズアウトに走ったりするプレーなど、最後まで諦めないで行くというのはチームの約束事で、みんなが強く意識しています。このようなチームディフェンスが評価されて、たまたま受賞できたのが私だったと思っています。」

 

──チームとしてディフェンスの意識が高く、上手く機能している証。ディフェンスの頑張りどころはみんなが理解しているのですね。

「ベスト・ディフェンダー賞をいただいて嬉しいですけれど、三菱電機にはディフェンスができる選手が多いと思っていて、その評価について代表していただいた気持ちでいます。」

 

──チーム成績は残念だったと思いますが、その中でも見えた光明というか、来シーズンにつながると感じたところを教えてください。

「スタートから7連敗しているので、あまり良いイメージはなかったんですが、その中でも一人ひとりの選手が、自分の役割や、チームの約束事を遂行できたところもあって、誰一人として後ろ向きではありませんでした。負けが込んでいても、どんな試合展開でも常に前向き。何とかしようとしても上手く行かない時がありますから……そこでマイナス発言がなかったのは、昨シーズンの準優勝で学べたところなのだと思います。」

 

──個人賞ですが、チームを代表しての受賞だとお聞きしました。その喜びをファンへのメッセージにしていただけますか。

「今シーズンもたくさんのご声援ありがとうございました。予期せぬ状況でリーグは中断してしまい、チーム成績も望んだものではありませんでしたが、誰もヘッドダウンしていませんし、新たなステージに向けて前進しています。三菱電機はもちろんですが、Wリーグ全チームへのご声援をよろしくお願いします。そして今、とても大変な状況で世の中が混乱していますが、引き続き手洗いやうがいなど、感染予防に向けた行動を徹底していきましょう!」